ドッチボール
残り44人
俺等は男の指示で校庭に移動すると校庭には大きなドッチボールコートが描かれていた
「じゃあグーとパーで集まって話し合ってくれ」
俺はグーだった、
「よ、よろしく…」
俺の知らない奴ばっかだ三年だろうか…
「おうよろしく」
「皆集まったら外野二人と中にいるやつを決めろ」
「お、俺外野行くよ」
廣岡と中井が外野に行くことを決めた。
あっちのチームも決まったようだ
じっと朝宮が俺の方を睨み俺は目を逸らした
「じゃあルールを説明する。22人2チームで制限時間は45分、時間が終わった時に人が少ないチームが負けとなるがを当てた数が多い上位2名は特別枠とし生き残す。ボールに当たった時点でそいつは死ぬ元々外野の奴は3人の当てれば生かす。さぁ始めろ開始はジャンプボールだ」
隠しの人がコートの真ん中に立ちボールを放おった
バン!
俺のチームがボールを弾きマイボールからゲームは始まった
「くれ!!」
俺は大きい声にビビり野球部の橘にパスしてしまった
「オラァ!」
橘が投げたボールは空気を切った
外野に渡るとそいつも思いっきり投げた
それでも当たらず時間は過ぎていった。
全員自分のことしか考えてない自分が生き残ることしか…
その時相手の仁がボールを取り大きく振りかぶりボールを投げた。
ドゴン
鈍い音がして当たった人は死んだ…
「うおおおおお」
「ナイス仁!」
「お前等仁にパスしろ仁は下がっててくれ。守備は俺等に任せろ!」
完全に相手ムードになってしまいどんどん自チームの人数は少なくなってしまう
「タイムアウト!タイムアウト!」
木林がタイムアウトを取り話し合った
「お前等個人プレーじゃ勝てないんだぞ!?」
「あ?上位二人が生き残るんだぞ?そこに入るんだよ」
「チームで勝てば皆生き残れるんだ、個人でやる必要はないだろ!個人の勝利とチームの勝利どっちが大切か考えろよ!」
そうだここで勝てば皆生き残れるんだ何も少ない門だけをくぐれば良いってもんじゃないんだ
「そうだ木林の言うとおりだチームで勝とう!!」
「行くぞチームグー、絶対勝つぞ!」
俺等のチームはいいムードになった
「おいおいあっち息吹き返してるぞ?」
「気にすんなこの後もさっきと同じ様にやるぞ」
「おう!」
タイムアウトが終わり再びコートに入った
「お前等個人じゃ勝てないことを教えてやるよ、フォーメーション写真撮影!」
全員が一列に並びボールと正対する、
「なんじゃ?こりゃこれじゃ狭くて避けにくいだろ」
「待て仁!そのフォーメーションはプロでもや…」
バス!!
「行くぞ!!」
パスを回し相手を混乱させる
「チクショー早く、早く投げろやーーー」
バン!
俺が投げたボールは仁に命中し仁は死んだ…
「よおおおおし」
人数での不利は続くが流れは俺達のにできた
「まだだ!」
相手のチームが声を荒げてプレーを続けてたが
相手はエース仁を失い、攻めどころがなくなり
どんどん人がいなくなった。
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