第12話 王太子、ざまぁ!

我はちょっとやりすぎたかなと思った。

その王太子が気絶をしていたのである。泡を吐きながら。

我は王太子を殺してしまったかと焦ったが、まあダイジョブであろう。

しかし、以外だな。国王が気絶しないだと...

「国王よ、なぜそなたは気絶しないのだ?」

「この魔道具のおかげです。」「何だこれは?」

「近くにいる人間に我のダメージを請け負ってもらうというものです。」

「何その某アニメを思い出させるような能力は...」

「アニメというものはわからないが、国宝級のものです。」

「そうであろうな。それさえあれば人が近くにいれば自分に危害を加えられないからな」

「えぇ、これを作った人は天才だと思います。」

「我もそう思う。」その時、王太子から黄色い液体が流れ始めた。

「うわ、なんで時間たってから出すんだか」

「すいません。」「この者をつまみ出せ!」王太子は連行されていった。

「じゃあ、我も帰る!また会おうぞ。」

「はい、また会いましょう。」



「転移!」我は家に帰ってきた。しかし、大事なことを忘れていた。

それは、ゲーム機のことだが我はそんなことを考える暇がなかった。

なぜかというと、疲れていたからだ!

いろんなことがあって、大変だった!我は精神力は高くともこれは耐えきれなかった。

我は鎧を脱いで、寝た。まるで運動部が帰ってすぐ寝るみたいに。

我は睡眠をしなくても良い体だが眠気はある。なんでだろうか。

しかし、寝ると体力なども向上するためできれば寝たいと考えている。

でも、眠れないのだ。体力が有り余ってしまっているのだ。

あんだけ動いておいて?と思うかもしれないが、我は魔族も超越したので仕方ないのだ。 しかし、身長が伸びないのは問題である。学生の時も大変であった。

だから寝るようにしているのだが、やっぱカルシウムがたりないのかもしれん。

おっと、我の自分語りばっかりですまない。まあ、我が書いているから仕方のないことなんだが... そろそろ、本格的に寝るか。 おやすみ〜




おはよう!ハイテンションな我、復活!

なぜなら、ゲーム機が見つかったのだ!まさかの棚の中に入っていたのだ!

これで、我の目標は達成された! しかし、まだやることがあるのだ!

それは、王都からくる魔帝討伐隊だ!まあ、1回魔法を打てば終わるんだがな!

しかし、アイツらにも家族がいるであろう。その家族まで悲しませるほど我は心が汚れているわけではない!

我は、カッコつけるためにも秘策の準備をしていた

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