第5話 人間の国へいざゆかん!

我は人間の国へ行くこととした。

ゲーム機を取った人間がいるか確かめるのと、今の戦力について確かめるためだ。

しかし、我が魔帝だとバレないためにも対策をしなくてはならない。

どうしようか、普通に隠密のマント着ればいいか?

一応のためにステータスの隠蔽もしておくか。

ちなみに前はこれでもバレてしまったので、他のも持っていくことにする。


さて、行こうか。 ちなみに歩いていくなら10日はかかる。

我の転移魔法でもバレずに進みたいから4日はかかる。

だから、この間のことをこれに書き入れたいと思う。


1日目、転移して13482kmは移動した。その後は歩きでの移動で、

久しぶりに自然というものに触れた。結構楽しかったぞ!

まず、動物たちがたくさんいた。魔物と呼ばれない生き物の名称だ。

リスにカンガルー、コアラなどいろんな場所に住んでいいる者たちが一箇所に集まっている。 これが異世界クオリティだ。後は、動物の亜種がいっぱいいた。

例えば、リスの亜種で口じゃなくて体に保管する場所があり、そこに保管しているため可愛い膨れた顔が見れないのが欠点のものもいれば、逆に膨れて風船のように飛んでしまう亜種もいた。 とっても可愛かった。後、そのリスが頬張ると回復薬にもなるどんぐりが口から出てきたりと、我の心を鷲掴みにした。

そうして2日間過ごしたのは正解だったのかもしれない。

我の150年が救われる気がした。 それぐらい癒やされた。

我は可愛いのに興味がないと思ったのか? 逆だ。可愛いのにしか興味を持たなかった時期もあったほどだ。


「それぐらい我は好きなのだ!」

誰もいない森に向かって話す。しかし、返ってくるのはそよ風だけだ。

???「当たり前でしょ」

こうして我は、また王都へと歩みを進めるのであった。


2日目 なんか、我の歩行速度が上がった気がするぞ! 

やっぱり、癒やしは偉大だな。 もっと頑張るぞ!

しかし、そろそろ夏、熱くなってきたので厚着を脱ぎたいがそうすると入国以前の話になってしまうので、頑張って鎧の中に風を循環させ、熱くないようにした。


3日目 最近、肉しか食べていないため野菜などを取ろうとしたが、野菜がない。

なんでなんだ!野野菜などはあるはず!まさか、何かの環境変化でも起きたというのか!こうしてはいられない早く王都にいかなければ。 そうしたらうまい野菜にありつける! カレーやラーメンも食べたい。


4日目 我は王都の検問所にいるが遅すぎて王都を滅ぼしそうだ。

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