第3話 我の冷蔵室との戦い

我は少し手を出してみる。すると、手が凍る。

「なんでこんなに凍らせちゃったのか、過去の我よ」

我は過去の我に文句を言う。

さて、どうするか...

そうだ!体の周りを魔力で覆えばいいんだ!

天才的な発明をした我は、早速やってみることにした。

しかし...過去の我はそれも対策していたようで、

「寒っ!」

また、我は手が凍った。我はまた魔法を使い、手をもとに戻した。

次は、どうしようか...まさに絶体絶命

その時、我は閃いた。魔力を変化させて熱を帯びれば行けるのではないかと

我は直ぐに行動に起こした。行くぞ、自分の朝飯のためにも...



結果は惨敗だった。二度あることは三度ある。その言葉の通り

「寒っ!」

また、手を凍らせてしまったのであった。


仕方がない、外に行って狩ってくるか。

しかし、どれにしようか。牛肉か豚肉か羊肉か鶏肉、どれにしようか。

「よし、最初にあったやつにしよう」

そして、結果は...

「よっしゃ!クイーンカウだ!上質で柔らかい肉なんだよな〜」

苦労したおかげか肉は極上のものを取れた。さて、食べるか

「加熱、時間経過」2つの魔法を同時に発動する

これの焼き方はじっくり焼いてゴールデンジュースを出したほうがいいんだよ!


「では、いただく」 我はクイーンカウのステーキを口に放り込む。

すると、ヒレ肉のような柔らかさでありながら肉の旨味がガツンと響いてくる。

「これだ!これがあるからクイーンカウはやめらんねえ」

我はゲームのことなど忘れ、夢中になってしまったがこれも全部このステーキが...

「このステーキは罪よの〜」

こうして、我の朝のルーティーンは完了したのであった。


しかし、まだゲームが有る。ゲームが終わらない限り我も終わらないのだ。

それぐらいゲームで暇つぶしをしていた。

実にプレイ時間10000時間、スマOラよありがとう。

これからもよろしくな。暇つぶしよ。

こうして我はまた、ゲームの沼へとハマっていくのであった。


しかし、約10時間やっていたら、とある事に気がついた。

我、視力などは大丈夫だろうか。

ということで視力検査を自分でやってみた。

うむ、実に良かった。両目ともAだったぞ。

まあ自分でやったから当たり前なんだが。

しかし、このままゲームだけというのも良くない。

勇者が来たときのためにも運動はしておくべきだな。

さて、魔力は消費させといて、魔力量は増やすとして、後は...

「1000kmぐらい走ってくるか」

日々の運動は欠かせない。

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