第10話
「やめてくれえ!」
全裸にされ、十字架に縛り付けられた80歳くらいの老人が、叫んでいた。
そこは廃屋だった。外では、雨が降っていた。
「やめてくれえ!」
老人の叫び声を無視して、ピンク色の髪の毛の少女が、文化包丁を手にして、老人に近づく。
「やめてくれえ!」
老人の真っ黒くて萎びたチンポコを、少女は手にし、包丁で切断した。
血が、夥しく出た。
「ああ、あああ・・・」
老人は白目を剥いて、口から泡を噴いた。
少女は、切断した黒いチンポコを、持っているブリキの缶の中に入れた。
そうして、雨の降っている外へと、傘も差さないで飛び出して行ったのだ。
キャンディ・プリティオブ・キャンディ モグラ研二 @murokimegumii
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