第8話
ぼくの作品に「いいね」をつけてくれた人がいるので、その人の家を訪ねた。
「この間はありがとうございました!ぼくの作品を読んでくれて!」
そうぼくが言うと、その人は「えっ・・・」と小さな声で言いました。
「なんで家わかったの・・・」
その人は男性。見た目は30代くらい。小太りで、眼鏡をかけていました。
ぼくはぼくの作品のどこが良かったのか、「いいね」だったのか聞きました。
「えっ・・・読んでないよ・・・」
「読んでない?いいね、つけてくれましたよ!」
「つけたけど、あれは、単に宣伝のためにやってるから・・・いいね、を色んな人のところにつけまくれば、結果、自分の作品まで誘導できるかなって」
「読んでいないのに、いいね、をつけたんですか?」
「え?そうだけど。君の作品なんかに興味ないしね・・・」
その人は、真顔で、当然のことでしょ?という感じで、言いました。
「浅はか!!」
ぼくは激怒し、叫びながら、その人物の腹部を、文化包丁でめった刺しにしたのでした。
「うぐう・・・」
腹を押さえますが、ゾウモツが、血と一緒に外に飛び出しました。
ぼとぼと・・・音をたてて、床に大量の血と臓物が落下。
「ああ・・・なんでだよ・・・嫌だ・・・俺、死ぬのか・・・」
確実に、その人物は死ぬでしょう。
「あんたは死ぬ。当たり前なんだ」
ぼくは嬉しい気分で、その人物の家を後にしました。
るんるん。鼻歌をうたいます。
「作品を読んでもいないのに、自分を宣伝するために、いいね、を付ける卑劣な人は、このような目にあって当然なのだ」
ぼくは家に帰り、お気に入りのゲイ動画を凝視しながらチンポを擦りました。
「きもちっ、あっ、いっいぐ・・・」
ぼくのチンポから、白い液体が、発射されました。
ぼくは、すっきりした。
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