タイトル[作家は経験したことしか書けないと言う馬鹿の戯言]

絶望を超越するもの

タイトル[作家は経験したことしか書けないと言う馬鹿の戯言]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋でお菓子を食いながら話をしていた。


「作家は経験したことしか書けないと言うが

作者は異世界転移をしたことがあると思うか?

作者は人殺しをしたことがあると思うか?

作者は虐められたことがあると思うか?

作者はタイムリープをしたことがあると思うか?」


「それはないだろうな

その言葉は経験したことを書いて場合は

リアリティーが出て経験したことのないものは

リアリティーに欠けるというだけのことだろう」


「ならよくなろうの作品は虐めの描写や

ブラックの描写だけはリアルと言われているが

それは作者がそう言った経験があるからなのか?」


「さあな、それは作者がどのような生活を送っているか

わからないために不明だが日本ではかなりの件数の

いじめが起こっているとされて中には誰にも

知られていないようなものもたくさんあるだろうから

まああり得ないことではないのかもしれないが

この私はなろうの虐めは基本的に別にリアリティーは無いと思っている」


「と言うと?」


「まずなろうと言うものは基本的に

見下されていると言うことは

周知の事実のために知っていると思う」


「まあはい」


「これはなろうよりも前にラノベにも起こったことが

まあ普通になろうにも起きていることなんだが

基本的になろうの悪いところと言うのは偏向報道である」


「偏向報道?」


「そうだな、簡単に言うとなろうにたくさんある作品の 

悪い作品だけを見せてこれがなろうであると言っていると言うことだ」


「それは虐めの描写にリアリティーがある作品だけを

見せてそうであると言っていると言うことですか?」


「そうゆうことだ、そして話を戻そうでだ

リアリティーと言うものは経験から生まれる

そしてそれを見てリアリティーがあると思うには何が必要だと思う?」


「それはその出来事の経験?」


「その通り読む方にも経験があって初めてリアリティーは生まれる

じゃあさ異世界転移や人殺しや虐めや

タイムリープのリアリティーはどうすることで生まれると思う?」


「それはどうすれば生まれるんですかね?」


「それは現実に嘘を混ぜ込むことだ」


「現実に嘘を混ぜ込むこと?」


「そうだ、まずこの世にありそうなこと

或いは自分の経験の現実とこの世にはあり得ない嘘を混ぜる

そうすることでその嘘に説得力を持たせたものを

人々はリアリティーがあるものだと言う」


「そうゆうふうに作品は作られるんですか」


「まあ基本的な話で一切知らないのに書いて

面白い上にリアリティーもあるなんてこともあるんだが

基本的にはそうだ、例外と言うものは結構な数あるけどな」

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