Broken Days「壊れる日常」

構える「彼」を前に、ひょうたんに現れたコナミアンドロイド。

 何体も何体も、軍を作り「彼」の後を追う。


刀と銃による争いが繰り広げられると、人工の血が広くしぶき上げる。


銃の一弾は「彼」の肩を一撃。 痛い。

 「彼」は怯んで身をひそめる。


コナミアンドロイドはどんどん行進して、動きを止めずに忙しい。

 彼らが「彼」を探すよりも目の前の目的に忙しい間、「彼」は応急に争いに帰る事を望む。


「彼」を見下ろす、赤い光。

 とっさの一撃はアンドロイドの頭を貫通し、ついには機能停止させる。


刀に頭から串刺しのコナミアンドロイド。

 他のアンドロイドは驚きで急激に動きが止まり、瞬時に準備ができない。


「彼」は復活し、唖然とするコナミアンドロイドの頭を狙い一撃をかましていく。


今度は一つもミスがなかった。


そのうち、場は薄赤の人工の血が溢れた溜まりへと変換される。


「彼」はただ佇んだ。


残すものは何もない。 続けよう。

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