★追加エピソード1　あとがき

　お読みいただきありがとうございます。


　今回は出番の少なかったアンナ＆イオナを登場させるため、こんな感じのエピソードになりました。続編で回収できる伏線も生まれたような気がします。ちなみに、デル国にインターネットが普及している設定は今回生やしました。デルの子供はネットの掲示板に「草生える」などと書き込んでいるのかもしれません。


　アンナは年齢にしては大変頭が回る方で、しっかり先輩たちに聞き込みをしてからヒガサらに相談し、事前準備の根回しまでお願いしていました。しかし、先輩から得られていたのは断片的な知識のみであり、アンナ自身に充分な経験は伴っておらず。若者特有の根拠のない自信のために失敗し、周囲に迷惑をかけてしまう……というお話でした。


　まぁ、この手のプチ挫折は割と誰の人生にもあるものではないかと思っています。あったよね？　あんまりこれを責めすぎると、まるで昔の作者自身をいじめているみたいになりそうなので、作中キャラたちからのアンナへの態度も優しめです。

　読者の皆さんにも恥ずかしい、思い出したくない失敗もあると思いますが、私がいま許しましょう。


　成虫のまま越冬できる虫がいることや、禁漁期という制度があること（魚に限りません）、生態系保全の話をなんとなく覚えていただければ幸いです。現実にも通じることなので！


　普通にバトルファンタジーものを書いているはずなのに、時々こうやって環境保全だとか、外来種問題の話をしたがるの、何なんでしょうね 笑（草）（コーナーで差をつけろ）（ニコニコ復活おめでとう）


　これより本作のメインストーリーはシリアスモードへと移行するため、今回のように追加エピソードを違和感なく挿入できる機会はそう多くないのですが……なんとか間隙を縫うようにキャラの掘り下げを追加していきたいと思っています。


　ではでは、またお会いできれば幸いです。


　カジー・K

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る