短歌は少ない文字の詩なので、表現がふわふわとすることが多いと思っています。もちろんそれが一つの魅力ではあるのですが、この短歌はテーマにガッチリとあっているし、何より切迫感を感じます。私は同業者ではありませんが、これが現代の短歌なのではないかと感じています。