眼鏡、それは顔のパーツであり、アイデンティティである

私は人の顔を覚えるのが極度に苦手です。
下手すれば相手の性別くらいしか覚えられないです。
そんな私が覚えやすい人の顔というのは、大体眼鏡をかけている人か、ハゲの人。
つまり、顔を構成する上での重要パーツであるとして認識され、個人特定に必要な個性という重要要素なのです。
……いや、眼鏡をハゲと同列に扱うのは少し申し訳ない気持ちがあるのですけどね。
ともかく、眼鏡というのは重要な属性であるというわけです。
キャラクターに関しても一緒で、自分は大体キャラクターを、そのキャラクターを構成している属性的要素を抽出する事で、データを楽しんでいる節があります。
そこでもやはり「眼鏡」は一種の記号と化しており、相応のポイントが割り振られて愛でられているわけです。
つまり、眼鏡を失ったら、そこに紐づいている情報が欠損するわけです。
全くナンセンスです。
コスプレ物のビデオなのに即衣装を脱いでしまうくらい無意味です。
……つまり、加点情報の積み重ねによって情緒が揺さぶられるという意味でも、眼鏡は重要なパーツというわけです。
大分話が脱線しました。
こちらのエッセイでは、眼鏡っ子という属性について実によい考察を繰り広げております。
人の顔にただ眼鏡を加算させただけのものと、ちゃんとした眼鏡っ子との差異をかみしめながら、本エッセイをお楽しみください。

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