本作を読んでみて、個性豊かなキャラクターが魅力的だと感じた。
天真爛漫で異能に無自覚な幼馴染の天野劔、凛々しくも問題を抱える同居人の水無月牡丹。
この二人のヒロインを中心に、クセの強いキャラクターたちが多数登場し、物語を盛り上げる。
各キャラクターが持つ異能の設定が見逃せない。
例えば、劔の「好感度がわかる」能力は、テストで満点を取るのにも使えるユニークさ。
牡丹の「抵抗の増幅」も、周囲への影響力ゆえに諸刃の剣といった興味深さがある。
これら設定が絡み合い、バトルや日常生活にどんな影響をもたらすのか、先が気になって仕方ない。
これからの展開に期待である。