私、林=明美は粛清しようと言うのだ!
「ふうぅ、出来たアルね!」
やっと美津葉の胸のサイズに合わせたチャイナドレスが仕上がった。
何と言うか、胸の布が足らなくて胸部のデザインを変えて赤を基本に胸元にピンクの生地を使って胸部が強調されたデザインに変更した。
見た目は更に可愛らしくなったから、美津葉を呼んで試着をする事にする。
* * * * *
「あの、ミンメイ今日は試着だけだよね///////?」
「そうアルよ? 他に何か有るアルか?」
「あ、いや、そんな別に期待してるわけじゃないんだけど////////」
前回のサイズ測定から何故か美津葉が私を見る目が変わった。
何と言うか、眼差しが熱い。
それとやたらとスキンシップが増えてきた。
まぁ、上海でも友達どうしで手を繋いだり腕を組んだ知りて街中を歩くのは普通なのであまり気にはならないけど。
「それじゃぁ着て見るアル!」
今回の改修は結構自信がある。
ちなみに、私は上海ではコスプレしているので、お裁縫は得意だ。
「う、うん。あの、もしよかったら着替えを手伝ってくれると助かるな。私チャイナドレスは着た事が無いから////////」
「普通のワンピースとあまり変わらないアルよ? まあいいアル、服を脱ぐアルね」
美津葉にそう言うと、何故かこちらを見ながらもじもじしている。
そして言いにくそうに私に言う。
「出来れば脱がしてもらえると嬉しいな////////」
「はぁ? 何言ってるアル? まったく、面倒アルね!」
服くらい自分で脱げるだろうにと思いながら、仕方なく美津葉の服を脱ぐのを手伝う。
すると美津葉は私の手を握って顔を赤らませて言う。
「さ、触ってもいんだよ////////」
「そりゃぁ、触らないと着替えさせられないアルよ?」
何を言っているんだこいつは?
とか思いながらブラウスを脱がせてブラジャーに手をかける。
結局下着のラインが出過ぎるのでチャイナドレスの中に胸パッドを仕込んで直接着込む形にした。
美津葉のブラジャーを取ると、相変わらず大きなものがたゆんたゆんと揺れる。
綺麗なピンク色がツンと上を向いていた形も良い。
「……やっぱり大きいアルね、うらやましい」
「さ、触ってもいいんだよ///////?」
何かに期待したような顔つきで美津はそう言うけど、私はため息を吐いてしゃがんで美津葉のスカートに手をかける。
そしてそれを一気に脱がせて、ニーソも脱がし、そして下着に手をかける。
「あんっ♡」
「ほら美津葉、足開いてアル。こっちの用意したTバックの下着を穿いてもらうアルからね」
結局下着のラインを押さえるにはTバックにするしか無かった。
美津葉の奴、腰は細いのに意外とお尻もボリュームがあった。
そのままチャイナドレスを着ると、お尻のラインにうっすらと下着のラインが浮かび上がってしまう。
それを阻止するには、やはりTバックの下着に履き替えてもらうしかない。
「んッ♡」
「何変な声出しているアルカ? とっととこれに履き替えるアルよ、ほら足上げてアル」
脱がせた下着を隣に置いて、Tバックの下着を穿かせる。
腰まで下着をあげて、お尻を確認する。
「うん、これで準備は出来たアル。さてチャイナドレスを着るアルね」
私は言いながら美津葉にチャイナドレスを着させる。
ワンピースと同じで、背中にファスナが―があるタイプだ。
足からドレスに通して、それを持ち上げ腰のあたりをしわにならない様に合わせながら手を入れる。
「はぁん♡」
「ほら、美津葉動かないアル!」
腰のあたりからお腹のあたりを擦ってドレスをの中に美津葉の身体を合わせて行く。
チャイナドレスはぴちぴちになる場所が寄れてしまうと見た目が悪くなる。
特に太もものスリットがずれると下着が見えてしまうので、腰回りやお腹の位置合わせは重要だ。
さすりさすり~
「んっ、そこぉ♡」
なんか美津葉がモジモジ始める。
まったくやりにくいったらありゃしない。
確かにお腹撫でられたり、腰撫でられたり、お尻のしわが出来ない様にお尻もぐにゅっと動かいたりするからくすぐったいかもしれないけど。
「少しの我慢アルね。チャイナドレスは美脚と腰の細さを強調するのが極意アルよ!」
私は言いながらドレスのすそに腕を通すように美津葉に言う。
美津葉は袖に腕を通し、上半身もドレスに包む。
「美津葉は胸が大きいアルからね、おっぱいの位置もちゃんとパッドに収まるようにしないといけないアルね」
言いながらドレスに手を突っ込んで、美津葉のたわわな胸を掴む。
「ひゃぁんっ♡」
「やっぱり美津葉の胸大きくて柔らかくて触っていると気持ちいいアルね。さてと、この大きな物をパットに位置に合わせてアルね」
胸をパットの位置に押し込むにはぐにょぐにょと位置合わせが必要だ。
特に先端の敏感な部分がずれてしまうと後で痛くなってしまう。
なので、先端を引っ張るようにパッドの位置を合わせる。
くいっ
きゅっ!
「んはぁああああぁぁぁぁっ♡♡♡!!!!」
びくん、びくんと美津葉が背をのけぞる。
ちょっと引っ張り過ぎて痛かったかな?
でもまあ位置決めは上手く行った。
なので後は脇とかから胸の肉を前に推しやって、完全にパット内に収まるようにしてやる。
そして背中のファスナーを引き上げれば出来あがり!
「よっし、出来たアルね!」
「はぁはぁ、今回も凄かったぁ♡ 私癖になりそう♡」
なんか美津葉が肩で息をしているけど、やはりスタイルが抜群なので美津葉のチャイナドレス姿はとても魅力的だった。
「うーん、チーパオは胸が小さいアジア人向けだったアルが、こうして大きな胸もちゃんと収まれば魅力的になるアルね?」
「そんな、魅力的だなんて///////! わ、私、その、相手がミンメイなら良いかも////////」
「ん? 勿論私もアルよ?」
「ほ、本当っ!? う、嬉しいかも…… だめ、私イケない扉が開いちゃいそうっ////////」
頬を染め、ぱぁっと明るい表情で私の手を握って来る美津葉。
なんかやたらと顔が近い。
そうとうチャイナドレスが嬉しかったのかな?
私は美津葉ににっこりと笑って言う。
「私用のチーパオ、チャイナドレスもちゃんと用意してアルね! 美津葉と一緒にこれ着て秋葉原行ってみるアルね! そして一緒に写真撮るアルね、 私の小さな頃からの夢アルよ!!」
憧れの秋葉原でチャイナドレスを着て写真を撮るのが私の夢。
上海にいる友達にもそれを見せて自慢したいしね!
「え? ミンメイもチャイナドレス? 写真? 秋葉原?」
「そうアルね!!」
私が元気にそう答えると何故か美津葉は部屋の端でしゃがみ込んでうじうじするのだった。
なんで?
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