第8話…セーラー服の誘惑③…

ボーリングも佳境に入る第10フレームの事だった。加奈子が突然、俺の手を握りこう言った。


「なぁ~此処でスペア取ったら頭、撫で撫でしてよ〜ぉ!!」


と甘えて来たのである。


彼女の髪はロングヘアでサラサラヘアだ!!


俺の土臭い手で触れる事はまずはない。


「まぁ!スペア取れたらな!!」


と俺は答えた!


すると彼女は


「絶対やで~ぇ!」


と言いながら気合を入れて行った。


するとどーだろう!


彼女の気持ちが天に届いたかどうかはわからないが見事にスペアを取ったのである!


「約束やで!私が良いと言うまで撫でて」


と言いながら俺の膝の上に頭を置いたのだ。


女子の髪の毛からシャンプーの良いにおいが漂う。


俺は周りの視線を無視しながら彼女の頭を撫でるしか無かった。


セーラー服とミニスカの女子高生が俺の膝に頭を置き、頭を撫でさせると言う本来ならギュッと抱きしめたい所だが、俺は男を隠しながら彼女の頭をずーっと撫でていたのだった。


……セーラー服の誘惑……終わり


PS

お話はまだまだ続きますよ。よろしくお願いします🙇

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