【番外編②】妹 五月の結婚前夜②「お兄…エッチしよ?」
(画像)
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五月「ん!ん!じゅぶ…じゅる…んあっ!!お兄!お兄!あんっ!んんっ!!」
セックスのための本気キス。バードやフレンチとは一線を画す本物のディープキス。中学二年生の春から…いったい何度、五月の口腔内を蹂躙してきたことだろう。
五月が目を閉じて俺の舌の動きに応じてくる。しばらくキスしたあと唇を離して舌を引き抜くと、阿吽の呼吸で俺の舌を追いかけるように五月の舌先が追いかけてきて、俺たちは舌先を引きずり込むようなキスを繰り返す。
五月「ん…ん!ん~!ん~!じゅるっ」
片手を恋人繋ぎに拘束しながら舌を絡め合い、俺の空いた右手が五月を捕えた瞬間、妹のしなやかな腰が跳ね上がる。
五月「ぷあっ!お…お兄…お兄!!」
「…見つけた」
五月の蜜壺のほど手前、少しざらざらした弱点。ここをゆっくりと糸を引くように繰り返し中指で。
五月「お兄!?お兄!!お兄~~!」
親指で五月の充血して飛び出したもう一つの弱点を高速で弾き続ける。
「いっちゃおっか?五月?」
五月は絶対に抵抗出来ない…
五月「あんっ!駄目…それ駄目っ…お兄!やだ…やだよ…あっ!あっ!駄目!やめ…やめてっ!!やめてよっ!!」
…え?
「五月?」
五月「はあ…はあ…お兄のバカ!!…わかってるくせに」
「…」
五月「それで逝っちゃったら私…気絶しちゃうよ。そうしたら…今日が…終わっちゃうんだよ?」
「五月…俺は」
五月「最後まで欲しいんだ。今日だけは」
「…」
五月「あの日、中学二年生の春…ゆう姉が来なければ、もしかしたらあの日叩き込まれていたお兄を…今日欲しいんだ」
「…最後までやるつもりはなかったよ…あの日は」
すでに汗びっしょりで、上気した顔で、五月はふるふると否定する。切れ長の瞳。鋭利なほど整った目鼻立ち。妹でなければ…何でこんな良い女が俺の腕の中にいるのかわからないほどの。
五月「最初はやるつもりは無かったかもしれない。でもゆう姉が止めに入った時、もうお兄はその気だった。だって服を脱ぎ捨てたお兄のあそこが見えたもん」
「…そうだな…その通りだよ五月!」
―
―
―
五月「お兄…」
五月がにっこりと微笑む。
五月「あたしはもう大人だよ?」
「…」
五月「もう処女じゃないんだよ?」
「…それは悔しいな」
五月「今まで何度もこうやって…お兄に甘えて慰められて支えられて…でも、お兄は決して最後まではやらなかった」
「…兄貴だから」
五月「明日あたしはお兄から離れるけれど…あたしとお兄はいつまでも兄妹だよ…でもさっ名字が一緒な間に…心残りなんだよ…だから無理言って思い出の幡ヶ谷に泊まったんだよ?」
「…まあ、俺も沙織に無理言って…あいつ何か分かってそうだったけど」
五月「ふふ…さすが義姉さん」
「でも…今日も最後までやるつもりは無かったんだ」
五月「…なんで?」
「なんだろうな…お前が中学二年生のときも高校二年生のときも大学一年のときも…お前が泣くたんびにこうやって肌を合わせてきたんだけどな…最後までやらないのも…兄貴なのかなあ…なんてな」
―
―
―
五月「そんなお兄に…最後の人生相談です」
「…」
五月「あたしにセックスを教えてください」
「…やったら止まんないぞ?」
五月「んっ!」
「朝までコースになっちゃうぞ」
五月「時計は3つセットしたよ」
「徹夜明けの花嫁になっちゃうぞ」
五月「お化粧頑張るから平気」
「ゴムはしないぞ」
五月「うわ~~ヤバ~い…でもいいよ(笑)」
「…良いのかよ(笑)」
「うん…お兄…エッチしよ?」
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