◇小説の基本を簡単に押さえましょう。

 文字を使った創作物のうち、詩や散文、俳句などを除いた「物語」には、およそすべて「起承転結」があります。「桃太郎」を例に、その内容を見てみましょう。



【起承転結とは ~桃太郎を例に~】

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起 ――物語のはじまり。舞台や登場人物が登場する。

承 ――物語が進み、主人公がなにをするかわかってくる。

転 ――物語が急に変わっていく部分。大きな問題が起こったりする。

結 ――物語の最後、どのように終わるかわかる。

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 ※起承転結は、物語を面白く、かつ分かりやすくするために使われます。「起承転結」を意識して書かれた物語は理解しやすく、読み手に優しい文章になります。 時系列で考えても大丈夫。いつどこでだれがなにをして、どうなったか。転や結を意識するとおもしろくなりそうです。


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〇起〇 桃から生まれる桃太郎

〇承〇 犬、サル、キジを仲間にして鬼退治に向かう

〇転〇 鬼が島で鬼と対決

〇結〇 平和な世界を取りもどす

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