第2話 転生(お腹の中)

2話もよろしくお願いします

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あれ

俺は刺されたはず その後どうなったんだ?

刺された傷はなくなっているし

ここはどこだ?

真っ白な空間にはなにも居ないしただ真っ直ぐに道が伸びているだけ

とりあえず歩くか

ベチョベチョ ベチョベチョ

何か柔らかいものを踏んでいる

足元を見ると人間の… 死体が

地面に並んでいた

今も踏んでいる

誰かの死体を

気づいてしまったら

臭ってくる 人間の死臭が 臭ってくる

鼻の奥まで 何にも例えられない 臭いが

ゲボ ゲボ ゲボ 強烈な吐き気に見舞われ

俺は吐いてしまった

人の死体に俺の吐瀉物がかかる

それを見てさらに罪悪感が出てくる

どうしてなんだ?

どうしてこんな所にいるんだ?

でも進むしかないと心が言っている

進むしかないのだ

前に進むしか

もう2時間も歩いていると死臭にも人の死体を踏んで歩く感覚も慣れてきてしまった

俺は何か自分が大切な事を失って行って居ないかと心配になって行った。

前を向くと光が見えた そこに手を伸ば

し た


意識が覚醒した

ここは何処だ?

何か水の中にいる感覚だ

どこなんだ?

僕はどうなっているんだ?

一体何処に行ったんだろうか

すると声が聞こえてきた

「元気でちゅかー ママですよ」

「パパもいまちゅよ」

と声が聞こえてきた

は?

え?

どういう事?

そこで察した 僕は今誰かのお腹の中に赤ちゃんとしていると

僕のこの小さい頃手も足も全て理解出来る

うん?

僕?僕の一人称は俺じゃなかったか?

うん? 変わったのか?

まぁいい

社畜から解放された事が大切だ

これからの新しい人生を楽しもう

一応大学までは行っているから勉強には困らないだろう

いい人生が送れそうだ

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切りよくするためにここで終わりです

次もご覧になっていただけると嬉しいです



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