待ち侘びた 来たる欲望 かわずごえ
待ち侘びた 来たる欲望 かわずごえ
かわずごえ 季語は春です。
かわずごえは蛙の鳴き声と、買わず声、あれこれ買ってしまわないようにと思う心の声、端的にいうと自制心とでもいいましょうか、その二つをかけてあります。
この句の第一の意味としては、冬が終わり、冬眠から目覚めた雄蛙たちが、一斉に雌蛙たちに恋のアピールを始める。その声を聴いた私達は、もう田植えの季節になったんだな〜と季節が過ぎ去る速さに思いを馳せてみる。
第二の意味は、寒い冬が終わり、暖かい日が続くと人間も気持ちが軽やかになって、外に出歩くことが多くなりはじめます。そうすると、季節の食べ物や服などの誘惑に負けて、お金がみるみる減ってきたり、脂肪が増えたりしてしまうから、自制心をしっかり持とうという戒めを表してます。
第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト 俳句一首部門 もっちゃん(元貴) @moChaN315
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