銀月の王座アタッカー(全員)紹介

【ざーこ♡】ヨミちゃん激推しの集いスレ Part36【ざーこ♡】


365 無名の冒険者

今更だがスレタイどうにかならんかったのか


366 無名の冒険者

>>365 まあまあいいじゃないか。ヨミちゃんはメスガキではあるんだし


367 無名の冒険者

演技派だけどね。あれが演技だと知った時はたまげたわまじで


368 無名の冒険者

ソプラノ残る綺麗な声だからめっちゃ清楚なメスガキが完成するのは奇跡でしかない。

なおメスガキムーブをした後は発狂する模様


369 無名の冒険者

あまでうすくんとのタイマンの時も、試合始まる前に人気のないとこで頭抱えて顔真っ赤にして涙目になって発狂してたもんな。あれはワイの息子に非常にクるいい発狂でした


370 無名の冒険者

いまヨミちゃんのあまでうす君戦のアーカイブ見返してて思ったけどさ、この子太ももむっちむちじゃない? 太すぎるってわけじゃないけど、この小柄さから見るとものすごくあそこがイライラするムチムチ具合


371 無名の冒険者

>>370 わ か る


372 無名の冒険者

美少女の太ももは太ければ太いほどいいけど、ヨミちゃんの太ももは見てて一番興奮するいいムチムチ


373 無名の冒険者

それでいてお胸はささやかに主張する程度という。なんだこの子、ただの天使か。吸血鬼だけど


374 無名の冒険者

両太ももに着けてるガーターリングがちょっと食い込んでて、こう、むちっとなってるのイイ。そしてナイフがガーターリングのホルスターにしまってあるから、ヌク時にちょっと際どいところまでめくるから、見えそうで見えなくて毎回「あともうちょっと!」って声出してる


375 無名の冒険者

>>374 すまん、それは流石にキモいわ


376 無名の冒険者

この間ヨミちゃんとバトレイドで戦ったけどボコられたワイ。ナイフ使ってたからめっちゃ近付いてくれて、めちゃくちゃいい匂いした。もう一度戦いたい


377 無名の冒険者

>>376 貴様今どこにいる。天に誅してやる


378 無名の冒険者

教えないよ~ん。ヨミちゃんほぼ毎日バトレイドに顔出してるから、運がよければ戦えるだろ。ナイフまで使ってくれるとは限らんけど


379 無名の冒険者

そんな諸君らに朗報だ。ヨミちゃんが配信を始めるそうだぞ

つhttps://Yomi_channel/fantasiadestinyonline.livestreem.com

配信タイトル【レイドボスにギルメンと挑みます】


380 無名の冒険者

>>379 ガタッ


381 無名の冒険者

>>379 ガタッ


382 無名の冒険者

ヨミちゃん、またレイド挑むんか。ま、勝てるだろ。つかメンバー増えたんか、いいな


383 無名の冒険者

レイドボスソロ討伐の実績が強すぎる


384 無名の冒険者

こうしちゃいられねえ! すぐに配信に行くぞ!



 告知をして十分ほど。

 十分前の告知なんだしそこまで一気に増えることはないだろうと高をくくっていたのに、配信開始ボタンを押すころには二千人を超えるリスナーが集まっているのを見た時は流石に戦慄した。


「変な時間にこんにちわ、どうもヨミです。……そろそろボクの配信の始まりの挨拶考えたほうがいいかも」


”キチャアアアアアアアアアアア!!”

”ヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛いヨミちゃん可愛い”

”マジで可愛い結婚してくれ。じゃなくて、いつも可愛すぎて毎回惚れ直してます結婚してくれ”

”毎度毎度すげー勢いで同接増えるなあwwww”

”マジで変な時間にこんにちわだね。で、今君どこよ? また変な場所に飛ばされでもした?”

”なんか後ろの方にデカい遺跡があるけど、見覚えがありますな”

”ギルメン集まったんだ! おめ!”

”幼馴染二人って言ってたね。どんな子なのか楽しみ”


 配信を開始するとすさまじい速度でコメントが流れていき、改めて自分が人気配信者になりつつあるのだと実感し、大量に来る可愛いコメントに頬を赤らめる。


「こほん……。えー、今回ボクが、というかボクたち銀月の王座が挑むレイドボスは、黄竜ボルトリントです。詳しい事情は全部割愛するけど、紆余曲折を経てこいつに挑まないといけなくなっちゃってね。ついさっき挑んだけど、攻撃密度が半端なくて負けました。この配信はいわば、今回負けた時用の振り返り兼研究用のデータを残すための配信でもあるんだ」


 ボルトリントはグランドに関わるものなのでできるだけ公開はしたくないのだが、これをクリアして挑戦権を獲得しても、王の場所は未だに判明していないので挑戦権を持っているだけで挑むことができないので問題ないと判断した。


「正直な話、ボクはできればレイドソロなんて苦行をしたくないからね。丁度幼馴染二人ともう一人の新メンバーが加入してくれたから、四人で行こうという話になったんだ。……正直レイド相手に四人とか正気を疑う苦行だけどね」


”それはそう”

”レイドは大人数で挑むものであって、ソロでやるもんじゃないからね”

”トップギルドのギルマスは時々やってるっぽいけど、それでも苦労してるし”

”ソロよりはましだけど四人だけでもやるようなものじゃないから”

”それよりも早く紹介してくれー!”


 次第に、メンバーを紹介してほしいというコメントが増えてきたので、早速そちらに移る。


「じゃあまずは、ヘカテーちゃんから」

「ひゃ、はい!」


”!?”

”ヘカテーちゃん!?”

”断頭姫のヘカテーちゃん!?”

”特大武器振り回す幼女だ!”

”金髪洋ロリっ子きtらあああああああああああ!!!”


 ヘカテーを先に紹介すると、一瞬だけ流れが遅くなってから大爆発する。

 事前に彼女から、バトレイドで対人戦を主にしていてそこそこ名前が知られているというのを聞いていたのでこうなるだろうとは予想していたが、想像以上の人気ぶりに目を瞠る。


「えっと、先日ヨミさんのギルドに加入しました、ヘカテーです。ずっと私のことをギルドに勧誘してくださっていた方には申し訳ありません」


 礼儀正しく頭を下げながら、ヨミのギルドに入るまで勧誘して来ていたというプレイヤーに対して謝罪する。

 果たしてそのプレイヤーは本当に、彼女の実力を見て勧誘しようと思ったのだろうかと疑問に思いつつも、既にこちらに引き込んだのだからもう安心だろうと考える。


「でも、だからって先に私に声をかけていたのにと逆恨みで私たちのことをPKしようとする方がいたら、微塵も容赦しません。どこに隠れようとも見つけ出して、その頭を刎ね飛ばしてあげます。命乞いしても落とします。PKなぞに慈悲はありません」


 続けて目からハイライトを消したヘカテーが、背中に背負っている斧を小さな手でそっと撫でながら言う。

 もしこれを初めてみるのであれば、すごいことを言うな程度で済んだが、先日PK相手に暴走したのを見ているので冗談じゃないのを知っている。

 本当に事故でもPKはしないようにしようと心に決めた。


「つ、次行こうか。……シエルでいっか」

「今明らかに姉さんを最後にしようと思ったろ。まあいいけど」


 次に紹介するのはシエルだ。

 彼が画面に映った瞬間、急にシエルに対する殺意や嫉妬の籠ったコメントが大量に送られてきて、その光景に頬を引きつらせていた。


「俺への殺意半端ないな? まあいいや。紹介に預かったシエルだ。多分そこの戦闘狂が話していると思うけど、プロゲーマーをやってる。名義はそのまま今と同じだな。魔術師兼ガンナーで銃も魔銃だから魔力と筋力値の高い魔族フリークスを選んでる。今後ともよろしく」


”シエルって……こないだのFPS世界大会で優勝したクレイジーイーグルCEの精鋭部隊『イーグルタロン』の中学生ブレーンの……?”

”いきなりとんでもないの来てびっくり”

”プロゲーマーが幼馴染とかすげーって思ったけど、とんでもないやつすぎて頭バグりそう”

”ブレーンとスナイパーとして超優秀だけど、立てる作戦がどれも畜生すぎて敵チームからめっちゃ嫌われてるあのシエルさんか”

”キモいくらい策を用意して、状況に応じてその策を使い分ける鬼畜ブレーンのシエルさんでしたか”

”この人がいるなら安心だな”


「えらい言われようだなシエル」

「言わせておけばいいさ。敵から嫌われるのなんて、ブレーンからすれば最高の誉め言葉さ」

「そりゃそうだけどさあ。よし、じゃあ最後にノエルだね」

「はーい」


 一番最後に持ってきたノエルにカメラを向ける。

 その瞬間、分かっていたが大量の「でっっっっっ」というコメントが飛んでくる。

 それがなんだか面白くなくて、胸がもやもやして自然と頬が膨れる。


「最後にご紹介に預かりました、ノエルです。シエルとは双子で、私がお姉ちゃんです。ヨミちゃんとも幼馴染で、ヨミちゃんから見てもお姉ちゃんなのかな? 種族の話とかそういうのよく分かんなかったから、とりあえずバランスがよさそうな人間族ヒューマンにしました。見ての通り女騎士で、筋力極振りしてます」


”脳筋女騎士かー”

”声がもう優しすぎてお姉ちゃん力カンストしてそう”

”この声は間違いなく、お姉ちゃんだ”

”左手の盾持ってるし、タンクもやるのかな?”

”ヨミちゃんやヘカテーちゃんとは別の可愛さがある”

”こんなに美人な姉がいるなんて、羨ましいぞ!”


 予想していた通り、整った容姿と抜群なスタイルであっという間にファンを獲得し、もし彼女が個人チャンネルを開設するなら瞬く間に人気チャンネルになるだろう。

 しかし、なんだかノエルが人気になると変な男が寄って来そうで、それはそれですごく嫌だと感じる。


「わっ。どうしたの?」

「……別に」


 徐々にノエルに対してプライベートな質問が増えてきた辺りで、むすっとした表情で後ろから抱き着いた。まるで、お前たちはこうして触れることはできないが、ボクはこうして抱き着くことができるし、嫌がられることなどないぞと見せつけるように。

 普段の自分からは絶対に考えられないような行動だし、自分が今何をしているのか自覚した瞬間から死にそうなくらいの羞恥心が襲ってくるが、とにかく胸がもやもやしたのだ。

 それが独占欲と呼ばれるものだと気付くまでには、まだまだ時間がかかるのは別の話だ。


”あら^~”

”あら^~”

”キマシタワー”

”ここに百合の塔を立てよう”

”アカン、てぇてぇがすぎるぜぇ……”

”絵面的には、お姉ちゃん取られたくない妹なんだけど、それはそれで実にイイ百合だ”

”これは上質な百合”


 なんかコメント欄で色々言われているが、今はとても顔を見せられるような状態じゃないので、ノエルのお腹に回している腕にぎゅうっと力を入れる。

 結局このシーンが切り抜き師によって切り抜かれ、後々恥ずかしさで発狂するのも別の話だ。

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