家庭教師先のお嬢様が耳年増で困る

第15話 ク⚪ニってなんですの？

この瞬間、授業休憩中の実乃里ちゃんの部屋に緊張が走った…緊張しているのは俺だけだが。

「（ま…まずい）」

先頃の実力テストの結果は未だ出ていない。実乃里ちゃんは今まで数学のテストで65点以上を出したことがない…しかし…

実乃里「先生！今回は手応えが違いますの！」

あかん…実乃里ちゃんは基本頭が良い。しかも「やれば出来る」を地で行く子だ。

最低ドライブ…もしかするとディープキス付き。

そんなところに実乃里ちゃんがクン⚪の知識を得てしまったなら…。

「ま…また、南ちゃんかな…」

実乃里「南ちゃんが申してましたの『⚪ンニをしない男はクズである』と。何を言っているのか全く分かりませんでしたわ」

…南ちゃん！あんたは！！

実乃里「先生がクズの訳ありませんから、先生はきっとク⚪ニをされるのですよね？」

「…ああ、俺はク⚪ニ大好きだよ」

しまった～自爆！！

実乃里「良かったですわ！…ところでクン⚪ってなんですの？」

そして俺は追い詰められたのです…

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実乃里「最低ですわ…」

とりあえず良かった！「ウェルカムですわ！」とか言われたらどうしようかと…

実乃里「…でも…先生は私に…したいのですよね」

「待って待って！どこからそうなった！？」

実乃里「だって！先生は大好きだと！！」

大自爆！！

実乃里「仕方がありませんわ」

「な…なにが」

実乃里「先生のためですもの…今度ドライブの権利を得たならば、その時わたくしはわたくしの全てをさらけ出しますわ！」

「……」

実乃里「それに…南ちゃんが申してましたわ…『それはとても甘美』なのだと…」

南ちゃん…恨むよ！！

実乃里「先生…わたくし、今度の実力テストの結果がとても楽しみですわ！」

神様！お願いです！どうか実乃里ちゃんの採点にケアレスミスを…プリーズ！！

【近況ノートにて、実乃里ちゃんのイメージ画を投稿致しましたっ！(^ω^)】

https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818093078672225277