第24話至高の錬金術1
お昼寝して起きてお顔とお手て洗って夜ごはんの準備してました。今日の献立はは“すき焼き”なんだよ。皆大好きだからね沢山お肉できたらいつも作るんだ。
牛さんをお肉にするのは
1、一回命具にしまって
2、目録で牛さん選らぶと解体、解析、復元、廃棄の項目が出るから解体を触る
3、そうすると解体されて目録にお肉とか皮とか角とか項目が増えるから
4、欲しいの取り出すの。そうしたら
「こんな感じにお肉になってるんだよ。」
『誰にいってんだ?』
「えっと…独り言?」
(きょとんとした顔で返すタマモにエルが前足で小突く)
(……)
あっ、ごめんなさいっ、やめて、あんよでゲシゲシするのやめてってば
もう、エルはもう、僕プンスカだよ。
『悪い悪い(笑)なんか可愛くてさ』
「ぶーっ」
『ごめんて、今日は俺の体ベッドにしていいから…な?機嫌直せよ』
「もう、エルはしょうがないなぁ。ちゃんとごめんなさいしたから今日は許してあげるけど次は僕も怒っちゃうからね。」
『おうっありがとな(ちょろっ)』
(頬を膨らませてそっぽ向くタマモ、エルはじゃれていただけなのだが少し怒らせてしまったようだった。謝るが中々許して貰えない。
自分の体を差し出してようやくタマモに許して貰えたが、実はタマモはエルの毛皮にくるまってぬくぬくのもふもふ。エルは大好きなタマモと一緒に寝れて役得
どちらも得しかしていない。
後にハートとルークも『ズルい』と騒ぎ、抱き枕として一緒に寝ることが決まった。)
『にしてもすき焼きにしちゃ肉でかくないか?』
「うん、これは騎士団のお兄さん、お姉さんにお裾分けなの。さっきお邪魔しちゃったからご免なさいするんだ。」
『そっか、タッくんちゃんとご免なさいできて偉いな。』
えへへ、エルがイイコイイコしてくれました。そうなんです。じぶんでわるいことしたと思ったらちゃんとごめんなさいしなくちゃダメなんです。
多分みんなお疲れです。お肉食べればきっと元気モリモリになるんです。だからみんなにご馳走するの。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「大丈夫ですか?」
「あ、あぁ大丈夫だありがとう。」
回想終了です。僕ね、なんかお兄さんがびっくりした顔みたら面白くて笑っちゃいました。ごめんなさいします。
「ごめんなさいです。びっくりさせちゃいました。」
大丈夫だっていってくれたけどやっぱりご免なさいです。
「ごめんなさいは俺達の方なんだ。さっきは怒鳴ってごめんな。あと、飯うまかった、ありがとう。」
「そうそう、騎馬の皆のご飯ありがとう。皆気に入ったみたいなんだ。良かったらどこで買ったとかどんなの出したか教えてくれないかな?」
僕ねお皿を下に置いてペコリってごめんなさいしたの。そしたらねお兄さん達ね“ありがとう”してくれました
「あれ?」
僕ね、ちんぷんかんぷんだったのお怪我直すの邪魔しちゃったから怒られたのに……
「確かに治療中のテントのなかに入ってくるのは誉められたことじゃないが悪意があってやった訳じゃないんだろ?次に気を付けてくれればいいよ。」
お兄さん僕の前で膝をついておなんなじ高さでお顔見せてくれて頭ぽんぽんしてくれました。
「あとな、お前の……」
「タマモだよ。」
「?」
「僕の名前、お前じゃなくてタマモだよ。」
「あっあぁ」
「タマモ、教えて欲しい。タマモの料理喰った奴が元気になったんだ。
タマモ、きみは一体何をしたんだ?」
「えっと、錬金術?」
「はあ?」
(かなり真剣に聞いたつもりだったが斜め上の回答しかもあっけらかんとした口調ではなされ気が抜けたこえをだす騎士団員)
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