丁寧で現実感のある心理描写によって、強く共感を誘われました。何事も終わってからしか気付けないことがあって、もちろん最中だからこそ感じられることもあって。色々な経験が主人公の人生の糧になることを祈っております。
恋に悩む一人の女の子の物語です。表面上は失恋を気にしていないようでも、その実精神的にまいっている。そんな若い女性の内面がよく描かれている作品です。