[水中生物メモ]

海虎マリンバルーン

丸く、柔らかいからだを持つ。

縦2m横11mの巨大な体をもち体内では人を昏睡させるほどの毒を作り出している。

体表に生えている刺は危険を察知すると突き出て強力な毒を射出する。

その危機察知能力は水中生物のなかでもトップクラスであり未来予知の一種だとされている。




ラマン

海中であれば何処にでもいるような水中生物。

それ故にサイズや狂暴性がバラバラであり危険性が低い順に小羽、中羽、大羽となる。

大羽級のラマンによる呑み込み事故が潜泳者ダイバーの主な死亡原因。

ただし、ラマンによって死亡する潜泳者は少ない。

祝い事やお祭りの際に料理として提供されることもある。




ティアマト

水中を自由自在に行き来しその縄張りは全海域に及ぶ。

陸に近い近域に現れることは少ないが現れたが最後、最低でも10人の被害が出る。

潜泳者ダイバーのなかで個体名がつけられたことのある水中生物もティアマトがほとんど。単体の場合はベテランの潜泳者ダイバー7人程度で対処するのが定石とされている。ティアマトは普段2~5匹の群れを形成しており群れ1つ1つに名前が付けられている。名前を付けなければ対処がさらに難しくなるようだ。



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海鳴の潜泳者 潜《クグル》 @Kuguru_8754

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