第8話 ボコボコと噂
急いで二人を追い着替えて演習場所に着き、バカとアホは特にバカが私なら全勝出きるからウキウキで待ってるが今日はそうはいかないぞ、私の話を聞いていたのだろうジオルースは底辺を見る目をしてるがおい!同じ公爵家だろ!何だその目は!このアホが!どーせ私の母親譲りの見た目を侮辱してるのだろ!私がいつか兄上の様にかっこよくなったら鼻で笑ってやるからな!
いけない、いけない、そんな醜い心は帰ったらお料理習って浄化だな
「チビルカそっちが先行で良いぞ」
いや、お前達待て、先に先生に挨拶と基礎訓練だろ!副騎手団長のナルード・ハルサム様、ハルサム子爵の弟君だが位は低いが今36でジオルースの父君、ルスガルド・アルバート様の右腕だぞ?位は低いが凄い人なんだよ?二度と言うぞ?何せ騎手副団長に登り上がるだけの頭脳と腕前があるのだよ?
まず、今は二人のバカは放置して
「ハルサム副団長、本日も訓練宜しくお願い致します。」
「ハイ、ルカアイール様は彼方の者達と混じり訓練をお願い致します。」
「ハイ!かしこまりました!」
バカ二人が雑すぎて、私だけ別になるのと分かってる分かっていますよ、ダイガロから訓練を受けてる私だからね、基礎訓練は別なってる、周りの皆に付いていけないが必死で頑張る
「ホンディール様、腕立てはその辺で先に次の腹筋をお願い致します。」
「ハァハァ、ハイ!」
基礎訓練は腕立て、腹筋、背筋、走り込み、我が家では柔軟も入るが言わない、言って良いのか知らないからだ
さて、基礎訓練が終わり少し休憩をしてから素振りに打ち稽古をしてやっと手合わせだ!
「ッハ、ヘロヘロじゃないか!今日も俺が勝つなチビルカ」
あれ?今日はバカとアホがまだまだ元気だ、何故?私は何時も通りの訓練だったぞ?とチラリとロナルドとハルサム様を見るとニヤリと二人共に笑ったので、兄上の命でロナルドが動いたのだなと内心頷き、呼吸を整えてまずはアルベルト殿下との手合わせ
元気だからな私がヘナヘナ演技に何度も勝てる喜びに再戦を申し込まれて相手をするが徐々に疲れてた体が癒えてきたな
流石に三度目となると飽きたのか適当に私を倒して止めようとしてるが、ここで終わらせるわけが無いだろ!
「アルベルト殿下、もう一戦だけ手合わせをお願い致します。」
バカの剣筋は分かりやすいなのでもう、完全に休憩は終わりだ
「ッチ、たまにはお前の言うことを聞いてやろう、だがこれで最後だ」
「ハイ」
そうだなこれで最後だ、バカの鼻が高いのはな!分かりやすい右に左の剣技に大降りの構え、隙だらけだ、ハルサム様に目線を向けると頷かれたので許可が出ているのだろう
顔は流石に不味いので当てないように気を付けつつボコボコにしてやった。
「ふーー、余り楽しくないですね、では次のアルバート様、私と手合わせ願いたい」
「ふん、俺は弱くないぞ」
その言葉にハルサム様が笑いを耐えてる、え?もしかしてめっちゃ弱いの?とアイコンタクトすると
「では次はホンディール様とアルバート様の手合わせですね、二人とも中央へ、構え!」
あー弱いの?私が確認しろとそう言うことですね、ざっと構えて始の言葉と共に攻めていく、ただ剣技のみでだがこれがロアンとなら足も腕も頭も出るから本当に二人とも青アザだらけ、騎手達も青アザだらけだ。真剣でのロアンとの手合わせもしてる、これは危険があればダイガロが間に入って止めてくれる、ただな多少の刺し傷、致命傷にならないならほっておかれるので痛い、が多少痛みに慣れとくのも実戦で弱腰にならないと、ダイガロの教えは実戦よりだからなー
「お、お前!」
「お前ではなくてルカアイール・ホンディール、挨拶をしましたよね?私はアルベルト殿下の婚約者です、殿下が私をお嫌いでも王命でごさいます。王命、分かりますか?」
「バカにするな!王命が何なのか、そんなこと!俺でもわかるぞ!!王族の命だ!」
うん、まぁ、そうなのだけどそうじゃない、使えるのは国王様と許された王族つまり皇太子様、次期国王として一部の采配を許されてる
「では!私を蔑ろにしてもよいと?」
「あ!?貴様は男好きで殿下が第二王子だから漬け込んで打診してきたと聞いてるぞ!」
「!?」
ハァーーーーーーーーー!!!!先に打診してきたのは国王陛下だ!父上がそれに、私が楽に生涯生きられると承諾してしまった。がハァーーーーーーーーー!?男好き!?私はメアリーが好きだ!大好きだ、あまりの言葉にムカつき横蹴りを食らわせてしまったが仕方ないよな?
「ロナルド」
「ハイ、ルカ坊っちゃま」
「噂を流した帳本人を探せ」
「かしこまりました」
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