第17話 覚悟。

どうも。『あかつき』のソラです。

前回は変な転生者がアリシアを『魅了チャーム』しました。

では、本編、どうぞ。



ソラ「…………」

カリン「ソラ?どうしたの?」

ソラ「いや、なんでもないよ。」


アメリア「嘘ね。私はわかる。だって、兄妹だもの。」

ソラ「そう、だな。」


カリン「アリシアのことでしょ?(小声)」

ソラ「………ああ、その通りだ。」

アメリア「今、アリシアは何してるの?」


ソラ「さぁね。『魅了チャーム』に引っかかったんだ。掛けた奴の元でしょ。」

カリン「ソラ………。」


なんでそんな辛そうな顔すんだよ。気にすんなよ。俺はだぞ。


アメリア「質問、いいかしら?………『なぜ、あなたは辛そうなの?』」

ソラ「はえ?」


え?どういう事だよ?俺はそんなこと─────


カリン「ないわけないでしょっ!!」


ソラ「え?」


アメリア「私たちが言ってるけどねぇ!!

カーマインだって、昴だって心配なの!!

アリシアに何が起きたのかは知らない!!

知りたくもない!!

だって!!

でも、あの子だって、きっと心の中で思ってるよ!!

ソラって!!

だって、あなたは、『最強』なんでしょう??」


ははっ。確かにそうだ。うん。そうだ。ありがとう。情けない兄でごめん。アメリア。目が覚めた。

もう、迷わない。ごめん。だから────


ソラ「フゥ─────よし、ありがとな。アメリア。

もう、迷わない。

あいつアリシアを助けて見せる。

とある奴に頼ってでも。絶対。

………ああ、そうだ。チャーム?

馬鹿馬鹿しい。巫山戯るなよ。

そこまでなんだよ。

どんな手を使ってでもアリシアを元に戻させてもらう。」



アメリア(うん。これでこそ─────私のお兄ちゃんだ。

まあアリシアは1発殴るとして、元凶は『審判ジャッジ』してやる。

まあ、だから────。)


カリン(来た。ようやく。これを待ってた。

辛かった。けど、大丈夫。

もう、稽古も付けられてる。

私だってソラの役に立ってみせる。絶対に。

アリシアには1発殴る。

チャームかけやがったクズには。)




夜深き頃の時刻。

ソラはの前にいる。

そして────目の前にあるドアには『学院長室』と書いてある。



ソラ「入るぞ。」

??「どうぞ。」


ソラ「久しぶりだな。入学式振りか?

来たくなかったよ。」

??「入学式の挨拶にいなかったろ。

………じゃぁ、来ないでもらえる?」


ソラ「来たくなかったけど、ここに来なきゃいけないんだよ。

それで───少しお願い事だ。

………歓迎祭をちょいと細工してくれん?」


??「ふむ??に頼むのかい?」

ソラ「んなわけねぇだろ。からのの願いだよ。」


学院長「ふーん?なんかあるようだね?」

ソラ「ああ、

学院長「、ね。いいよ。言ってご覧。この『隠者ハーミット』の『セシリア·クローディス』に。」




そうして、軍の中で最も実績のある『あかつき』と、軍史上で隠者ハーミット』が夜の会談をしていき、夜は明ける─────。







アリシアを取り返す歓迎祭時まで残り1週間。





7月12日現在、少し修正いれました。

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