第二章 学院編

第6話 試験〜楽勝すぎた。〜

ども。『あかつき』のソラです。前回までの出来事から、2年が経ちました。ぶっちゃけ死んでた。



これは前回のお話



大変、申し訳ございませんでした。ですが、これから、にねんかんたいへんなことになりました、あ?、ああぁぁぁぁぁぁあ、ままあああああああああああ、たすけてぇえええええええええええええ………………………………





以上が、前回の顛末です。……二度と思い出したくない。……あ、思い出したら、急に吐き気が─────。

それは、さておき、これから今回の会話です。




ソラ「あ〜、そらが、きれいだなぁ、」


昴「可愛かったですね。カーマインさん。」

カーマイン「そうだな。念願の、『犯す』ことに成功するとは……思ってもみなかった。感謝をしよう。ありがとう。」


昴「いえいえ。私も、楽しめましたから。」


ソラ「なにを、はなしてるの?はんざいしゃ。」


昴「かわいいですね。幼児退行してます。」

カーマイン「あぁ。そうだな。赤ちゃんプレイでも、するか?」


ソラ「………や!!」


昴「はぁ、かわいい。襲っていいですか?」


ソラ「ダメに決まってんだろ。」


カーマイン「いいぞ。私も参加するから。」


ソラ「やめろぉおおおおおおおお!!」


昴「ふふっ。冗談です。」

カーマイン「冗談だ。」


ソラ「そんなこと言って、本気でしょ?」


カーマイン「あぁ、本気マジだ。」

昴「ええ。本気マジです。」


ソラ「って、そっち、働きにいくんでしょ。行ってらっしゃい。俺も、入学試験行ってくる。」


昴「ええ。行ってきます。それと、行ってらっしゃい。」

カーマイン「あぁ、気をつけろよ。」


ソラ「はーい。行ってきます。」



昴「行っちゃいましたね。」

カーマイン「行っちゃったな。………行くか。」

昴「ええ。そうですね。」




そうして、この最強ソラくん大好きコンビは、ソラとカーマインの元職場、『帝国軍』に復帰、または、入軍する……ことになるが、それは、また、後のお話。



ソラ「おおっ。着いた着いた。入学試験かぁ。楽だといいなぁ。」



どーも。【頭脳プレーン】です。

入学試験なんて、どうなるか、分かりますよね?

とりあえず、筆記、実技、最後に学園長と面談(ソラは知らない)が、あるんですけど、筆記は、スルーします。

なぜなら、私を使えば、満点を取る事なんて、呼吸をするくらいに出来ます。

大変だったのは、あの2年前の死闘は、死ぬかと思った。

あのときは、ずっと考えてたね。

頭痛くって、死ぬかと思った。(2回目)

生物の概念ないけど。



試験官「実技試験は、的当てと模擬戦だ。」



ソラ「へぇ。」


死にたいやつがいるのかな。(そんなことはない。)

いつぞやの時みたいに、手加減を間違えないようにしないとなぁ。

ってか、他の平均がわからん。




試験官「的当て試験を開始する!!」



10人ほど終わった頃だろうか、昔の知り合いが出てきた。


(ここでは貴族も平民も一緒に受ける。順番は変わるけど、人数が多いため。例えば、ソラの場合は筆記→実技→面接だが、面接→筆記→実技の人も居る、みたいな感じ。)


ま、昔の知り合いって言っても、あいつは気づかないだろうなぁ。

約束したけど、果たせなくてごめんなぁ。

……ま、感傷したって無駄無駄。

ちなみに名前は、『アリシア·グリックルス』だ。

あん時は、愛称で呼び合ってたなぁ。

俺が『アリス』って呼んで、あいつが『アルくん』って、懐かしいなぁ。

………ハッ!!

くだらないこと封印した記憶も思い出してしまったようだ。

死にたい。

………そりゃ、死にたくなる。孤児院にいた時に、俺がぼっちで入っている中、裸でアリスが風呂場に突入してきた時の絶望感は………半端じゃなかったね。

もう、無駄に成長しやがって、駄肉おっぱいめ。




…………って、思ってたけど、普通に強えぇぇ。やっぱ、アルカナがデカいなあ。

胸も変わらず?いや、おっきくなっt……ごほん。





アリシア(あ〜、やっぱいないなぁ。

約束したのに、破りやがって、次会った時は………あれじゃん。

髪の毛と目の色が真っ黒だけど、あれだ。絶対そう。シバいてやる。

覚えてろよ。

………ハッ!!不埒な目を感じた。

……感じた?一瞬で、止んだけど?

まさか、アルくんかなぁ。)





そうして、ソラの順番がくる。


試験官「ソラ。出てこい。」

ソラ「はい。………因みに、魔法は、なんでもいいんですか?」


試験官「あぁ。なんでもいい。」

ソラ「わかりました。………『炎弾ファイヤーバレット』」


(おい。いいのか?円錐形だけど。)


いいだろ。たぶん。人殺すわけじゃあるまいし。さ〜て、軽い声掛けいきますかぁ。


ソラ「弾けろぉおおおお!!」


(軽くないだろ。だって、壊れてるじゃん。……それと、バレた疑惑が。)

うん。確かに軽くなかった。絶対、悪党感出てた。後で、直しとこ。バレた疑惑?ないない。絶対ない。

(フラグを立てていくな。)




アリシア(この声は………アルくんだぁ。えへへへ、生きてたんだぁ。よかったぁ。)



(はい、ばれてるぅうううう。いってやらんけど。)



なんてったって、【頭脳プレーン】には自我が、あるからな。言わないこともできるのだ。




閑話休題





試験官「次は、模擬戦だ。……相手を見繕い次第、始めろ。」




それはぼっちに辛いって。



まぁ、見つかったけどさ。楽にやれそ〜。




ソラ「よろしく〜。」

モブ「ふん。平民が。馴れ馴れしく声を掛けるな。」


ソラ「ふうん。強いんだ?」

モブ「それはな、…………」


ソラ(くっそなげえ自慢話聞かされた。ニコニコ笑顔辛くなってきなぁ。よし。しばく。)


ソラ「んしょっと!!」

モブ「なっ。なんだ!?」


ソラ「はーい。どんまいww平民に負けるってどよ?どよどよ?- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-」


モブ「くっそおおおお!!」

ソラ「どんまい。相手が悪かったね。」


(そりゃそうだろ。お前ヤバいやつじゃん。軍では、名を馳せた英雄。冒険者でも名の通った最高位実力者トップランカー


そういや、そうだった。


(つい最近には別世界に行った化け物。)


ひどくね?なんか、恨みある?


(なんもない。)


試験官「最後の模擬戦が終了したため、これから、学院長自ら、面接を行う。」



げ!?聞いてねぇぞ!!あんのクソ師匠!!



師匠カーマイン友達は今、軍の本部にいます。


カーマイン「よ!!馬鹿ども!!元気にしてたか?初めてのやつが多いな!!受付のやつは、っと………お、いたいt」


昴「………」

モブ「あぁん?誰だテメェら。………ゴクッ。」


仕方がない。だって、2人とも傾国の美女だもん。しゃあなし。


カーマイン「ん?誰が?どの口を開いて、私たちに物事を言ってるんだ?ん?答えてみなよ?」

モブ「……ッ。」

昴「………カーマイン。少し、静かにしましょう。受付行きましょう。」


カーマイン「あぁー、そうだな。………よ、久しぶり!!受付マン。」


受付マン「おい。やめろ。それで定着すんだろ。……お、初めてのやつもいるみてぇだな。俺は、『クロア·ディクント』だ。」


昴「そうですか。………よろしくお願いします。ディクントさん。」


クロア「おう。よろしくな。……んで、は?」


カーマイン「あいつか?……別世界に行きやがったから、そこ別世界で出来た友達と一緒に犯した。」


クロア「バリバリの犯罪者じゃねぇか。」

カーマイン「残念だな。うちは法外治権なんだよ。」


クロア「どこの自由国家だよ。法律効かないとかやばいだろ。それ。………んで、楽しかったのか?」


カーマイン「昴、ソラはどうだった?」

昴「さいこーでした。」


クロア「そうか。ま、いいや。一応説明しとくけど、実力主義だから。」

昴「存じてます。全て、シバけば良いだけですので。」


クロア「そ、そうか。(一瞬寒気が。)」


カーマイン「さて。行こうか。」

クロア「おい。どこに行くんだよ。」


カーマイン「復軍試験と入軍試験」

クロア「ふざけんな。試験官が死ぬわ。………少し待て。『あいつ』を呼んでくる。」


カーマイン「あぁ。任せた。とびきりな強いやつな?」

クロア「はいはい。」





そうして、試験が始まる。


カーマイン「今回試験を務めてくれるのは、『カイン·ローランド』だ。因みに、『完全アルカナ持ち』だ。持っているのは、『吊された男ハングドマン』だ。」


昴「女性なのに?まぁ、いいか。………はぁ。それはともかく気が乗らないなぁ。」


カイン「なんか、私が雑魚、取るに足らずって言われる感じなんだけど。」


カーマイン「気にすんな、こいつは人見知りだからな。」


昴(こんな美人ぞろいなのにソラは手を出てないの?不思議だわ。)


カイン「ええっと、一応説明しとくわね。私がよ。」


昴(一瞬で勝てそうと思ったことは言わないようにしとこ。)


カーマイン「ん〜と、私が審判とるわ。………始め。」




3


昴「私の勝ちね。」

カイン「なんで?負けた………?ふぅ……認めます。」


昴「カーマイン。潔くない?この人。」

カーマイン「仕方がない。根がネガティブだから。」


昴「そう。」

カイン「ま、これからよろしくね。………1つ質問だけど、ソラと知り合いだったりする?」


昴「します。」


カイン「………そっかぁ。よし。あなたをアルカナのNo.23『常闇とこやみ』にします。仕事、忙しいけど頑張れ。カーマイン、あなたは、アルカナのNo.21『世界せかい』ね。元々の居場所よ。」


カーマイン「いやー。大変だぞ〜。」


昴「カーマイン、ウキウキした顔で言うことじゃないわよ。」


カーマイン「それも、そうだ。」



昴、カーマインともに軍に入軍、復軍完了。


現在のソラはと言うと。


試験官「最後の模擬戦が終了したため、これから、学院長自ら、面接を行う。」



げ!?聞いてねぇぞ!!あんのクソ師匠!!



という、有様だった。



ま、いっか。学院長かぁ。知らない人だしなぁ。たぶん。

(また、フラグを立てていくな。)





コンコン

学院長「入れ」

ソラ「失礼しまーす。」



学院長「ふむ。面接は要らないようだな。」

ソラ「そのようで。……なんでこんな仕事やってるんすか。。」

学院長「先輩と呼ぶな。言うならせめて、『隠者ハーミット』だろう。」


ソラ「老いぼれてるんですか?」

学院長「ピキッ……おい、目上の女性に対する言葉がなってないぞ?」

ソラ「ヒイッ……大変申し訳ございませんでした。」


学院長「よろしい。」



そう。この学院長かのじょは、俺の知り合い。まぁ、簡単に言うなれば、『元同僚』と言うくらいである。共に死線をいくつも掻い潜ってきた戦友である。

因みに術式は、『単純明快シンプルイズザベスト』である。

なぜ、『隠者ハーミット』なのかは、諸説ある。

年齢は………ミ゙ニ゙ャッ

(殺されかけたな。永遠に眠れ。さようなら。楽しかったよ。R.I.P)


勝手に殺すな!!生きとるわ!!冥福を祈るな!!



ソラ「んで、どうするよ。面接。」

学院長「ひとつ、手がある。」

ソラ「およ?」


学院長「タイマンするぞ。」

ソラ「勝っちゃうけど、いいの?負けちゃうよ?学院長サンww」


学院長「おまえ、本当に死にたいらしいな。」


ソラ「嫌だよーだ。『隠者ハーミット』はこそこそストーカーでもしてろや。」

学院長「OK。マジで死にたいらしいな。表出ろや。マザコン野郎があぁああああああああああ!!」


ソラ「いいよ。コンテンパンにしてやんよぉおおおおおお!!」





そうして、入学試験が終わって、直ぐに。


学院長「時間は作った。やり合おうか。」

ソラ「いいぜ。シバキ回してやる。」


(2人とも、キレとるwwwwwwww)


頭脳プレーン】は黙ってろ。殺すぞ。


(悪い。頑張れ。)





1


ソラ「ヒャッハー!!俺の勝ち〜!!!ざまぁ、ストーカー女!!」

学院長「くっそ〜!!黙れ!!マザコン!!」


ソラ「負け犬の遠吠えなんて聞こえねぇよ!!ぎゃははははは!!」

学院長「むっかつくなぁ!!黙れ!!女に犯された雑魚男がよぉおおおおお!!」


ソラ「なんで、知ってんだよ!!クソストーカーがよぉおおおおおお!!」

学院長「カーマインに教えてもらったんだぞ★」


ソラ「死ね!!クソ師匠がぁあああああ!!貴様も、殺して、俺も死ぬぅうううううう!!」


(子供のやり取りやんwwガキじゃんwww)


うるせえ〜!!とりあえずこのストーカーは黙らせないと………


学院長「待った!!入学を許可する!!」

ソラ「………命拾いしたね。」




そうして、『学院』、正式名称『帝国魔法騎士養成学院』にめでたく入学することとなった。そして、何故か、特待生として、入学することとなった。


ここは、全寮制である。




第10話にて、学院の名前が変更となったので報告させていただきます。

魔法から『魔術』に変えて、『帝国魔術騎士養成学院』とさせていただきます。




7月11日現在、少し修正入れました。


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