師匠と友達の死闘編

第4話 師匠と友達との死闘 〜2刀目のお披露目〜

どうも、こんにちは。はたまたこんばんわ。『あかつき』のソラです。

前回の会話




ソラ「本来二刀流で戦うんだが、それは俺に匹敵する力の持ち主位じゃないと戦わないけどね。」

カーマイン「そうか。舐められたものだな。……来い。《世界刀せかいとう》」

昴「えぇ。そうね。……来なさい。『想夜刀そうやとう』」



こんな会話でした。これから今回の話です。



ソラ「さて。いっちょやりますか。………『領域:閉鎖結界クローズクロノス』」

カーマイン「………これは、ずっと感じていたんだが、これはスキルが付与されているのか?」


ソラ「いや、術式付与はされてない。その代わりに滅茶苦茶硬い。しかも、何もないから、決闘場とするのに適しているんだ。」


昴「なるほどね。術式付与されていない代わりに硬くしたのね。」


ソラ「あぁ。そういうことだ。………さぁ、始めようか。」


カーマイン「あぁ。いいだろう。始めよう。師匠と愛弟子の友達との死闘をな。」


ソラ「あ、そうそう、ひとつ言い忘れていたんだが、あんたらの『矜恃きょうじ』はなんだろうな。………因みに俺は、『ゴミみたいなルールをぶっ壊すこと』だ。」


昴「私は………」

ソラ「フッ!!」


昴「ッ〜〜!!」


ども。【頭脳プレーン】です。……ソラ。流石に良くないと思う。考えてたのにいきなり斬り掛かるのはないと思う。


(うるせ。そうでもしないと、一皮剥けられないんだよ。)


そうなのか?まぁ、最低だとは思うけどな。


(グサッ。)


昴「舐めないでよ。私だってね……『昼夜神秘ちゅうやしんぴ 常闇流よいやみりゅう』『常闇とこやみ』」


ソラ「え〜。意外と面倒いのから出してくるのかよ……はぁ、『昼夜神秘ちゅうやしんぴ 神秘しんぴ秘奥ひおく』『あかつき』」


あ〜、『あかつき』について説明しておくと、

端的に言えば、

これに尽きる。


空振るごとに速度が1.5倍、当たるごとに威力が2倍上昇していくだけのイカれたソラしか使えない、やばいわざだな。


ついでに『常闇とこやみ』もやっておくか。

こいつは、

これに尽きるな。


最初は、まだ見切れるんだが、最終的にはからなぁ。


辛すぎる。こいつの対抗策としては、同じである、『あかつき』をぶつけるしかないのである。


昴(くっ。やっぱり、分かってはいたけど強い。……矜恃かぁ。私は……なんだろう。なんで?なにを叶えたい?………ふふっ。そんなもん分かりきっていたわね。『ソラを犯したい。』これに尽きる。だから、わたしは、『なんだ。』)


昴「ふふっ。もう、分かっちゃった。………私は、『欲望に忠実』なのよ。」

ソラ「……そうかい。」


昴「だから、私は……刀を抜くわ。……おいで、『常闇とこやみ』」


昴(これで、ソラと一緒の二刀流。2本目を引き抜けるかどうかは分からないけど。)


カーマイン「………ははっ。ガン無視か。辛いなぁ。『世界流せかいりゅう』 『天斬あまぎり』」


ソラ「ッ〜!!…………ハァ!!」


カーマイン「なっ!?」

昴「ええっ!?」


驚くのか。そりゃ、そうだ。

だって、ただ、ソラが打ち込んだだけなのに、カーマインのの『世界セカイ』を除けば、最高火力である、『天斬あまぎり』を右の刀だけで、容易く突破して見せたのだから。


ソラ「まじか、お前ら。2本目使う気なかったのに………。

まぁ、そうさせたお前らが悪いからな?

それは、さておき、2本目抜くことがなかったから、説明しておいてやるよ。

右手に持っているのは『漆珀しっぱく』だ。

まぁ、由来は、『漆黒』って、真っ黒だろ?

だから、真っ白もあっていいだろ?

ってな感じで名付けた。

因みに今のわざは、『色舞しきぶ』って言う流派のようなもんだ。

さっき出したのは、『紫電轟雷しでんごうらい』だ。

まぁ、これは居合術かな。他にもあるぞ。教えないけど、今は。」


カーマイン「なるほどな。」

昴「なるほどね。」


2人「「すごくめんどいじゃない!!」」


ソラ「ははは。かかってこいよ。何するのかは知らんけど、悉く潰してやるよ。希望をな。」








7月11日現在、軽く修正しました。


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