第3話 冒険者後の話 後編

 こんにちは。はたまたこんばんわ。どうも、『あかつき』のソラです。

 前回は、昴を連れて、『世界間回廊オーバーワールド』を渡って、俺の元の世界に向かったとこで終わりました。これから師匠が再登場します。








 これは前回の会話です。






 昴「何弱気になってるの?それとも怖気付いちゃった?」

 ソラ「ほざけ。んなわけない。……しゃ、行こか。」

 昴「えぇ。そうね。」





 ここまでは前回のお話。これから今回のお話。


 ソラ「あぁ〜。疲れた〜。」

 昴「えぇ。ありがとう。お疲れ様ね。」

 ソラ「ふぁ〜〜。………ねむ。」

 昴「えぇ。眠そうね。私によりかかっt………」


 ??「おぉーい。ようやく帰ってきたなぁ〜〜〜!?」

 ソラ「……んぐっ!?」


 昴(っ〜〜〜。誰よっ!!ずるいっ!!何あのプロポーション!?バストでかすぎない!?パッと見100くらいはあるよ!?しかも、ソラは………ハッ!!危険!!死ぬかも、ソラ。助けるっ!!)


 昴「はぁ〜〜〜〜っ!!」


 ソラ(おい。まじか、まじか。マジかよっ!!殺す気かよ!?)


 ??「お?………ははっ。」


 そりゃ、笑うわ。だって、を持っていて、上段斬りをしてくるのだから。


 ??「《世界剣せかいけん》」

 昴「っ〜〜〜〜!?」


 そりゃ、驚くわ。だって、が出てきて、渾身の一撃を防がれたのだから。


 ソラ「あ〜。ストップ。止まってね。」

 昴「………わかった。」

 ??「仕方がないな。」


 とりあえず、こういう時は…………


 ソラ「自己紹介をしよう。」

 昴「そうね。」

 ??「同感だな。」


 昴「私は『夜空 昴よぞら すばる』よ。よろしく。」

 ??「私はソラの師匠である『カーマイン』だ。よろしくな。………ところで、昴と言ったか?お前は……なんだ?(殺気)」


 昴「っ……私はね。彼の友達よ。単なる。本の貸し借りをしていただけの友達。今はだけど。」


 カーマイン「!!………そうか。ならいいか。……ソラ。信用は?」

 ソラ「この人ならいいかな。」

 カーマイン「そうか。………ソラ。少し外してくれないか?」


 ソラ「わかった。………んじゃ。」





 そうしてソラが席を外してから。


 カーマイン「ところで、同志だな?」

 昴「そう、みたいね。ソラは?」


 カーマイン「すき。大好き。可愛い。」

 昴「そう。そして………」


 2人「「犯したい。」」


 昴「ふふっ。」

 カーマイン「ははっ。………ところでだが、」

 昴「いいわね。戦って油断したところを、」


 2人「「犯す。」」


 カーマイン「話が早いな。では………」

 昴「ええ。準備はいいわ。」



 カーマイン「おい。戻っていいぞ。ソラ。」


 ソラ「ほい。」

 カーマイン「これから殺り合う。場所作っておいてくれ。」

 ソラ「はぁ。急だな。………まぁ、いいか。」


 昴「頼んだわね。」


 ソラ「領域りょういき閉鎖結界クローズクロノス





 カシャン



 ソラ「ふぅ。んじゃ、ファイト!!」


 昴「えぇ。」


 カーマイン「あぁ。………怪しまれないように軽く一応殺り合おう。」


 昴「えぇ。そうねーーーっ。…………『想像の夜イメージナハト』」


 カーマイン「ふむ。………アルカナ権能けんのう世界セカイ』」


 ガギギギギギ


 カーマイン「ふむ。領域が膠着したか。」


 昴「っ。……絶対に勝つ。『氷の鋭牙アイスエッジ』」


 カーマイン「ふん。負けられないのは私もだよ。『炎球ファイヤーボール』」



 そうして、魔法の応酬が始まった。



 昴「『氷風アイスブロウ』」


 カーマイン「『炎風フレアブロウ』」


 昴「『氷封アイスロック』」


 カーマイン「『炎弾ファイヤーバレッド』」


 昴(隙がない。それに、全然攻撃が当たらない。全部反属性で防がれてる。でも………)


 カーマイン(なかなかの腕前。しかも、この領域……技量が素晴らしいな。だが……)


 2人((負ける気はしない。))


 昴(だから、これだっ!!)

 昴「『想夜刀そうやとう』」


 カーマイン(恐らくこれだろうな。)

 カーマイン「『世界刀せかいとう』」


 昴「カーマインーーーッ!!」


 カーマイン「昴ーーーっ!!」


 昴「スゥーーーッ。 『 昼夜神秘 常闇流よいやみりゅう神秘しんぴ秘奥ひおう』 『常闇とこやみ』」


 カーマイン「はぁーーーッ。 『世界流せかいりゅう 至玉しぎょく奥義おうぎ 』 『世界せかい』」


 ズガン(轟音) ギーン(低周波) カーン(高周波)



 ども。【頭脳プレーン】です。なにが起きたのか説明します。えーと……

 まず、昴の上段斬りから始まり、次にカーマインが上段斬りを軽々受ける。


 これが、まず轟音の正体。


 反撃として、カーマインが『世界せかい』の『権能けんのう』を使用。よって、昴の空間全体にが出現。理解した昴が即座に20000やいばを周囲に1で打ち込む。


 これが低周波の正体。


 打ち込みを理解したカーマインが『世界刀せかいとう』に超超超高火力を溜める。それに気づいた昴も超超超高火力を溜め始める。

 一瞬後、2人とも同時に溜め終え、剣に力を込め、

 2人して、上段斬りを叩き込む。


 これが高周波の正体。


 会話


 昴「はぁーーーーっ!!」


 カーマイン「ふん。………『世界セカイ』」


 昴「っ〜〜〜!?『白昼夢はくちゅうむ』〜〜〜っ!!」


 カーマイン「っ!!………フゥーーッ。」


 昴「!!スゥーーーッ。」


 カーマイン「『世界流せかいりゅう 至玉しぎょく』《天斬あまぎり》」


 昴「『昼夜神秘ちゅうやしんぴ 常闇流よいやみりゅう』『黄昏たそがれ』」







結果。


ソラの張った結界『閉鎖結界クローズクロノス』ごとぶっ壊れる。




昴「ふふっ。これは……ひどいわね。」

カーマイン「お前もだろ。昴。……だが、楽しかった。いつかまた、殺ろう。」


昴「いいわね。………来た。」

カーマイン「任せたぞ?」

昴「当然。」





ソラ「お?『結界』が壊れたか〜。んじゃ、行くか〜。」

昴「疲れた。」

カーマイン「そうだな。」

ソラ「うい。おつかr───……は?」


昴「はぁ〜〜〜。ようやくね?」

ソラ「は?どゆこと?」


カーマイン「捕まえぞ?ソラ。」

ソラ「ッーーー!!………ふぅ〜〜。んなことは分かってる。なんで、手錠?」


昴「捕まえるためよ。」

ソラ「………わかった。でも、そう、簡単に行くわけないことくらい分かるよな?(猛烈な敵意)」


昴「えぇ。」

カーマイン「ああ。」


ソラ「えい。」


昴「分かってはいたけど、跡形もなく手錠壊す人初めて見たわ。」

カーマイン「そうだな。」


ソラ「んじゃ、殺り合ってやるよ。地獄を見るこったな。」


昴「残念。私たちは……」

カーマイン「地獄ゲヘナじゃなくて、天国ヘヴンを目指すんだ。」


ソラ「あぁ。そうかい。………来い。『陽硬刀ようこうとう』」

昴「それは、いつもの刀?」


ソラ「あぁ。いつもの刀だよ。火のような形を持つ形状と堅い形状の変化するただの刀さ。……まぁ、本来二刀流で戦うんだが、それは俺に匹敵する力の持ち主位じゃないと戦わないけどね。」


カーマイン「そうか。舐められたものだな。……来い。《世界刀せかいとう》」


昴「えぇ。そうね。……来なさい。『想夜刀そうやとう』」


ははっ。本当、どうなることやら。昴もカーマインもどうしたんだろ?まぁ、降りかかる火の粉は振り払うけども。










これで、『冒険者後の話』は終わりました。

次からは、『師匠と友達との死闘』です。

これからも見てくれると嬉しいです。よろしくお願いします。






7月11日現在、修正しました。


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