Secret End:「ボーナス・プレイ」
おまけ。
――――――――――
「――さてっ、じゃあさっそくっ♡」
そんな、互いに交わした約束の言葉から。
モカが一転。何かイタズラでも企むような、妖し気な一言を発したのは直後。
「えっと、まずマイページで皆に生存報告……って、うん?――わぁっ!?」
そして一方、視聴者の皆への生存帰還報告の手段を考え始めていた星図だったが。
次には、その星宇宙から引き続きの美少女の身体を。モカに抱かれそして布団の上に引っ張り倒された。
「……っと……え……?」
唐突なそれに驚きつつも。しかし続けて自身が置かれた状況に気づき、声を零す星図。
気付けば星図は布団の上に放り出されて寝かされ、その上からモカに多い被さる様に乗っかられていた。
「ふひゅひゅっ♡」
そしてモカは妖しく笑いつつ、可愛らしく舌をペロと舐めながらも。星図を逃がさぬような形で位置取り。
自身の、スーツ装備から戻っていたアイドルJK的衣装の、上着にスカートを片手で脱ぎながら。
同時に星図のまたアイドルJK的衣装を、もう片方の手で器用に脱がせて生まれたままの姿にしていく。
「あの、モカ……ひょっとして……」
「それ以外ないよねぇ?♡――リアル世界でぇ、まずは星ちゃんをいただいちゃいまーすっ♡」
そんなされるがままに服を脱がされつつ、困惑交じりに訪ねる星図。
それに正直に返されるのは、モカからの可愛らしくも妖しい色での宣告。
「や、やっぱり……――んむっ!?♡」
「んちゅっ♡」
そして的中した予想に、スケベ相棒の下心丸出しの企みに、呆れと困惑交じりの声を上げ掛けた星図は。
しかし次には、モカにその唇を重ねられ奪われた。
「ふぅ♡――リアル世界での、ハジメテだからねー♡止まんないと思うからー――カクゴしてね、星ちゃんっ?♡」
そして一度唇を放した後に、モカは残酷なまでの宣告の言葉を星図に降ろし。
「あ、ぁぁ……♡ふぁ……――♡」
それに星宇宙は、トキメキ射止められ逆らえず。その瞳に、どこか期待を覚えてしまってのハートを浮かべるしかできず――
「――んちゅーっ――♡」
「――ふゃぁぁぅっ――♡」
星図宅のアパート内では、二人の少女の甘い嬌声が長く響いたのであった――
――ちなみに一方、寿有亜宅では。
「?――ふぁっ♡」
「ふっふーん♡スケベな寿有亜ボディ、あたしのモノにしちゃいまーすっ――♡」
女としての性知識に乏しく無頓着な、美少女TS寿有亜に付け込み。
正体はムッツリスケベなヨロズによって、寿有亜がそのドチャエロTSボディを絶賛いただかれまくっていた――
――TSスケベ・エンド――
――――――――――
お疲れ様です、以上で完結となります。
元々はボイスロイド動画のPart1のみ実況のような、1~2万文字想定のネタ的な短編のつもりだったのですが……ここまで長くなると言う杜撰な計画っぷりです。
そしてFalloutやSkyrim意識のはずが、作者の趣味で途中からCoDやBFに影響された戦争物になるという悪癖も露呈した次第です。
本当に申し訳ない(博士)
お付き合い、まことにありがとうございました。
また何らかの形でお会いしましょう。
ヴァーチャル美少女キャラにTSおっさん 世紀末なゲーム世界をタクティカルに攻略(&実況)して乗り切ります! EPIC @SKYEPIC
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます