17話
ミラと別れた後『ある人』と会ったあと屋敷に着いた
屋敷の前まで行くと門番らしき奴に止められる
「そこの者止まりたまえ。学生が1人で何のようだ」
「ジェイル家に招待された『客人』です」
そう言ってある『金属』を見せると門番は焦ったようになる
「し、失礼しました。本日はどのようなご用件で」
「少しバラド様に用事がありまして」
「バ、バラド様にですか。少しお待ちくだs「いえ、今すぐにお願いします」」
言葉を被せ威圧しながら言葉を続ける
「これは『クレア様』から授かったものです。その重さがお分かりですか?」
「も、もちろん理解しておりますが…バラド様から誰も入れるなと…」
(なるほどな、『予想通り』だな)
「これを」
手紙を門番に渡す
手紙に目を通した門番は目を大きく見開いて
「し、失礼しました!どうぞこちらへ!」
そう言って中に案内してもう
「バラド様はどちらに?」
動きが遅いため声を低くして言う
「こちらです!」
何かに恐るように急いで案内してくれた
コンコン「し、失礼しますバラド様。お客人です」
反応がない
「あ、あれ?」
門番も困惑している
「ここは何の部屋なんですか?」
そう聞くと門番は「ここはバラド様の部屋ですが…」
(想定よりも早い!)
少し焦りつつも言葉を紡ぐ
「もしかしたら席を外しているのかもしれないですね部屋に入っていますね」
そう言って中に入ろうとすると門番が焦ったように
「いや!その勝手に入られるのは流石に」
『金属』を見せつけながら言う
「いいですよね」
「っ、はい」
「では持ち場にお戻りください。あ、後バラド様を見かけたらここに来るように伝えていただきたいです」
そう言って部屋の中に入る
部屋の中にはバラドが今までに手に入れてきたであろう賞状やトロフィー、家族写真などがたくさん飾ってあった
「…家族か」
その中には幼い頃のバラドの写真もあった
とても笑顔で優しそうな顔をしている
「もしかしたら『居ない方』が幸せなのかもな」
そう言葉を溢しながら部屋をでてある『扉』に向かったのだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本当にすいませんでした
前回投稿した時に「週一ぐらいで」とか言ってたのに更新が一月空きました
忙しくはあったのですがなかなか構想を練ることができずだんだん世界観や今後の展開も見えなくなってしまって期間が空いてしまいました
今後も全然更新しない期間が生まれるかもしれませんがもし少しでも面白いと思っていただけたのなら今後も本作をよろしくお願いします
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます