16話 改稿済み
〜〜〜ミラと合流した少し後〜〜〜
「あれ?フブキさんは?」
ミラに連れられて集合場所に行くとフブキが見当たらなかった
「ん、場所は間違ってない。シラユキが迷子」
「じゃあちょっと待つか」
「ん、同意」
そうしてミラと2人で待っていると
「ん、何か言うことは?」
突然そんなことを言ってくる
「何だ『可愛い』って言って欲しかったのか?」
そうからかいうように言うと
「ん、違うそんな言葉期待してない」
そう淡々と返される
「…待たせて悪かった」
「ん、それが正解。満点をあげる」
「別にごしくはないな」
〜〜〜そんなこんなで話すこと数分〜〜〜
「なあ、流石に遅くないか?」
「ん、もう結構待った」
「なら本気で迷子になってそうだな。探しに行くか」
そう言って探しに行こうとすると
ギュッと服を掴まれる
「ん、ここで解散したらまた迷子になる人がでる」
「なら固まって行動すればいいだろ」
「ん、あっちは見たらわかる通り人が多い」
「それはそうだが…なら」
ギュ ミラの手を握る
「⁉︎何の真似?」
「な、何ってこれなら迷子にならないだろ」
「それは…そうだけど一声かけるべき」
「ああ、ごめん確かにそうだな。やっぱり手は離すか」
手を離そうとするが離れない
「…あの、手を離してもらってもいいか?」
俯いたままのミラに声をかける
「ん、迷子になるから仕方ない。行こ」
「嫌なんだろ?無理しなくていいんだぞ」
「ん、大丈夫。嫌じゃなくて突然で驚いただけ。わかったら早く行こ」
「あ、ああわかった」
有無を言わせない様子のミラに押され仕方なくそのままシラユキを探す
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しばらく探したがシラユキは見つからなかった
「なあ、本当にこの辺にいるのか?」
「ん、ここ辺のはず」
そう言うがシラユキは見つからない
「なあh「ん!あれを見て」…何だ?」
言われた方を見ると見たことのある男が
「…バラド・ジェイル」
「ん、シラユキがいなくなったタイミングで出会うなんて変」
「…そうだな」
「ん、問い詰めるべき」
「まだ不確定なんだから聞くが正しいだろ」
そんなことを話ながら近づいていると
「なあ、あいつがいるぞ!」
「あいつが来ました!」
「何⁉︎急げ!」
急に慌ただしくなったと思えばどこかに行ってしまった
「逃げた!追いかけないと」
「落ち着け、焦ったって仕方ない」
「っ、それはそうだけど!でも…」
焦った様子のミラを落ち着かせる
「ん、ここからどうするの?もうどこに行ったかもわからないのに」
「大丈夫、アイツは俺が追いかけるからミラはここをもう少し探してくれ。
もしかしたらまだこの辺にいるかもしれないから。」
「…ん、わかった。『友達』を信じる」
「ああ任せろ」
そうしてミラと別れて行動を開始するのだった
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どうも作者です
まず更新が遅くて本当にすいません
色々ゴタゴタしていて全然書く時間を作れませんでした
何とか週一は更新できるよう頑張りますのでこれからも本作品を読んでいただけるととても嬉しいです
それだはまた
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