第10話
今日はシラユキがアカネさんに引き取られる日
「ありがとうございました」
そう言って店を出る
「買い忘れは…大丈夫かな」
必要なものを買ったので帰っていると
「あの、すいません。人を待っているのでお誘いは受けれないです。」
困ったような声が聞こえた
「なら、来るまで待つから一緒に行こうぜ」
「えっと、あの…」
最近ああゆう奴多いなと思いながら声をかける
「遅れてごめん、お待たせ…シラユキさん」
心の中では驚いたがなるべく普通に声をかける
「フ、フロウドさん⁉︎」
二人揃って困惑していると
「ちっ男かよ。」
そう言ってナンパ男は去って行った
(なんでシラユキさんがここにいるんだ?)
「久しぶり?かなシラユキさん」
混乱しながらもなるべく自然に声をかける
「は、はいお、お久しぶりでしゅ。あっ…」
恥ずかしいのか顔が真っ赤になっている
「一旦落ち着こっか」
「はっはいすいません」
そう言うと深呼吸をし始めた
「もう大丈夫です。」
そう言うと頭を下げてくる
「また助けてもらっちゃいましたねありがとうございました」
「頭をあげてよシラユキさん、特に何もしてないからさ」
そう声をかけると頭をあげる
「あの、ここにはよく来るのですか?」
そんなことを聞いて来る
「そうだね、ここは色々あるから結構来るよ。そっちは?」
「私は今日初めて来ました。さっきみたいなことが何回かあって少し疲れてしまいましたが色々あって見ていて楽しいところですね。」
何回かあったのか、ってそんなことより
(シラユキさんがここに居るってことはきっとあの人もここら辺に居るだろうから早めに帰ろう。いま会うのはまずい)
そう考えていた時
「ごめ〜ん少し時間かかちゃった…ってフロウド君⁉︎」
アカ姉が驚きの声をあげる
(マジカ、タイミング悪いな)
「こんにちはアカネさん、こんなところで会うなんて奇遇だね。」
なるべく平然を装い声をかける
「もしかしてお二人は知り合いなんですか⁉︎」
シラユキが驚きの声をあげる
「昔お世話になってたんだ。そのまま今も関係が続いているんだ。」
「な、なるほど」
とりあえずは納得してくれたようだ
「今日は何でここに来てるの?」
アカ姉が聞いて来る
「いくつか少なくなっていたものがあったから買いに来てたんだ」
「ああ〜確かに来客用のお菓子とか少なくなってたっけありがとうね」
平然とそんなことを言うので
「え?え?一緒に住んでいるんですか⁉︎てことは今日から一緒に住むことに⁉︎」
シラユキは再び混乱してしまった
「一緒には住んでいないよ、たまに訪れたり掃除したりはするけどね。それよりも、もしかしなくても待ってた人ってアカネさん?」
なるべく自然な流れで聞いてみる
「あ、はい、実は私を引きとってくださったんです。」
「そうなんだ、アカネさんなら安心できるね。」
「はい、とっても優しいです。今も私のものを買いに来ていているんです。」
笑顔で返してくれる
「そっか、なら楽しんでね。じゃあ、これで。また学園でシラユキさん。」
「はい、また学園で、フロウドさん!」
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
どうもfloudです
まずは本当にすいませんでした
週に3〜4話更新するなどと言っていたのに2週間ぐらい更新していなかったので本当にすいませんでした
まだリアルが忙しいので更新ペースは終わっていると思いますがどうかご了承ください
長々と後書き失礼しました
よければこれからもこの作品をよろしくお願いします
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます