第4話
「まず自己紹介をしよう。私はこのクラスの担任のエユ・ルルスだ。分かっていると思うが、ここは世界の未来を担う先導者も育成する場所だ。だから意欲がない者、結果が全然出せない者、意味のないトラブルを起こす者には学園を去ってもらうことになる。覚えておけ。そうだな・・・お前とかな」
そういって指を指したその指はフロウドを指していた
「はぁ!?俺ですか?」
その指はフロウドを指していた
「ああ、お前だ、入学試験の記録を見させてもらったが今回の試験の合格ラインギリギリ、さらにはまともな身分すら無いなんて」
エユの発言にクラス中が騒がしくなる
「…身分は気にしないのではなかったのですか?」
語尾を強めて言う
「っ、まあいいわ。今日はやることが無いから自由時間で」
教室のあちこちで話し声が聞こえてくる
〜〜〜〜〜〜〜〜授業終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜
帰りの指示の後ちょっと過ぎた頃
「さて、帰るかな」
準備が終わり帰ろうとしていると
バッ〔扉の開く音〕
突然扉が乱暴に開かれる
「おい、フブキ早くしろ!」
そこにはバラドが立っていた
「はっはい、すみません」
そして朝見た少女が謝罪した
(あの子は確か…朝絡まれていた少女か)
「そう思うなら早くしろ。立場を理解していないのか?」
「すっすみまs」バタン(倒れる音)
コロコロコロ(ぺンが転がる音)
勢いよく立ち上がろうとしてこけたせいでカバンの中身が飛び出す
「おっおまえ!」
「すっすみまs」バチン(はたく音)
「いい加減にしろよお前!養ってもらっている分際で!」
もう一発はたこうとしたところに間に入る
バ「なっ!?お、お前は朝の時の!」
フ「いくらなんでも手は出してはいけないんじゃないかな?あんたらの関係は知らないし興味もないが目の前で手を出すなら別だよ。」
バ「そいつは俺の奴隷のようなものだ。目の前で手を出してはいけないのなら早くどこかに行けよ」
「関係ないからこそだ。分かっていないのか、側から見たらかなりヤバめの奴に見えるぜあんた。偉大なる貴族様が大丈夫か?」
「ちっ、クソが!フブキ一人で帰ってこいいいな!」
「…わかりました」
(絶対恨み買ったな)
これから波乱の日々になることを何となく感じるのだった
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フブキ
元貴族の次女 今はジェイル家で養われている
なぜジェイル家に養われているかは不明
白髪で小柄な見た目
どうもfloudです
思いつきを作品に落としているので書ける時に書いているのですが
深夜で非常に厳しいです。
今のところ異世界要素ないですねそうですねすみません
頑張っていきますのでこれからもこの作品をよろしくお願いします!
ではまた次回お会いしましょう
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