第8章「ゴウの過去」- ゴウの悲しい過去が明らかに。ワイは彼を受け入れる

ゴウとの出会いは、ワイにとって忘れられへん衝撃的なもんやった。


ある日、ワイらは旅の途中で、山賊に襲われてしまう。

山賊A「へへへ、金目のモン出せや!」

山賊B「おらぁ、抵抗すんなや!」

リナ「ひぃ!やめて!」

ミオ「な、何よあんたら!やめなさいよ!」

ワイ「ちっ、ろくでもねえ野郎らやな!」

ワイは剣を抜く。山賊と斬り結ぶ。

ワイ「うおりゃあ!」

山賊A「ぐはっ!」

山賊B「こ、こいつ強え!」

ワイ「ふん、ザコが…次は誰や!」

次々と山賊を薙ぎ倒すワイ。だが、あまりにも数が多い。

リナ「ワイさん!」

ミオ「持ちこたえられない…!」

ワイ「くそっ、数で押されとる…!」

ピンチのワイたち。だが、そこに一人の戦士が颯爽と現れる。

ゴウ「おい、そこのガキども!俺が助太刀したる!」

ワイ「なんやお前!?ワイらを助けるんか!?」

ゴウ「ああ、こんなザコどもに負けるなや!」

山賊A「な、何者や!?」

山賊B「く、くそっ!やってみろ!」

ゴウ「はっ、言うとおりや!喰らえ!」

ゴウの豪快な一撃が山賊を吹っ飛ばす。

山賊たち「ぎゃああ!」「た、助けてぇ!」

あっという間に、山賊は全滅や。

リナ「す、すごい…!」

ミオ「一瞬で片付けちゃった…!」

ワイ「お、おい…お前、何者やねん…」

ゴウ「俺の名はゴウ。旅をしとる戦士や」

こうして、ワイたちはゴウと出会ったんや。


それからゴウは、ワイらの仲間になってくれた。

リナ「ゴウさん、一緒に旅しましょう!」

ミオ「そうね、あなたがいれば心強いわ」

ゴウ「おう、そういうことなら喜んで」

ワイ「ま、ワイの荷物持ちくらいにはなってもらうで」

ゴウ「なんやと!?ふざけんな!」

ワイ「冗談や、冗談!仲間になってくれてサンキューな」

ゴウ「ふん、ワイのことは信用しとらんからな」

ワイ「はいはい、わかっとるって」

こうしてゴウを加えた一行は、旅を続ける。


ある日、道中で休憩しとったワイたち。

リナ「ねえゴウさん、どうして旅してるの?」

ミオ「そうね、何か理由があるのかしら?」

ゴウ「……」

ゴウは黙り込む。ワイもなんか察する。

ワイ「お、おい、嫌なことなら無理に言わんでもええで」

ゴウ「…いや、お前らには話しとくべきやな」

ゴウは重い口を開く。

ゴウ「俺の故郷は、とある村や。平和な村やった」

ゴウ「だが、ある日、魔物の大群が村を襲ったんや」

リナ「ひぃ…!」

ミオ「そ、それは…」

ゴウ「村は壊滅状態になった。家族も友人も、皆殺しや」

ゴウ「俺一人、生き残った。だが、助けられなかった」

ゴウ「力不足や。俺は、無力すぎた…!」

ゴウの目から、涙がこぼれる。

ワイ「ゴウ…」

ゴウ「あの日から、俺は復讐を誓った。魔物を全て倒すまで、俺は戦い続ける」

ゴウ「仲間を、故郷を、取り戻すために…!」

ワイは言葉を失う。ゴウのヤツ、そんな過去があったんか…。

リナ「ゴウさん…辛かったね…」

ミオ「私、ゴウのこと、もっと理解したいわ」

ワイ「ゴウ、お前の気持ち、ワイにはよくわかる」

ワイ「ワイも、大切なモン失った経験あるからな」

ゴウ「ワイ…」

ワイ「辛い過去、背負っとるんやな。でも、ワイらはお前の味方や」

ワイ「一緒に戦おう。お前の復讐、ワイらが手伝ったる」

ゴウ「……ああ、ありがとう。お前ら、いいヤツらや」

ゴウはワイの手をがっちり握る。


リナ「私たちは、ゴウさんの家族よ!」

ミオ「そうね、苦しみも悲しみも、分かち合いましょう」

ゴウ「お前ら…本当にすまん…!」

ゴウは嬉し涙を流す。ワイもつられてウルッとくる。

ワイ「よっしゃ!決まりや!ゴウの復讐、ワイらで成し遂げる!」

ゴウ「ああ、絶対にな!魔物の野郎、皆殺しにしたるわ!」

リナ「うん!みんなで力を合わせよう!」

ミオ「ええ、必ず勝利するわよ!」

こうしてワイたちは、固い絆で結ばれる。


それからのゴウは、いつも以上に頼もしかった。

ゴウ「おらぁ!魔物め!かかってこい!」

魔物「ぎゃあああ!」

ゴウの剛腕が、魔物を次々と薙ぎ倒す。

リナ「す、すごい…!ゴウさん、本気だわ!」

ミオ「ええ、まるで魔物狩りの達人ね!」

ワイ「ゴウのヤツ、やる気満々やないか」

ワイはゴウの戦いぶりを誇らしげに見守る。


ゴウ「ワイ!後はお前に任せた!」

ワイ「よっしゃ!任しとき!」

ワイは剣を構える。ゴウとの連携で、魔物を蹴散らす。

ゴウ「ははは!いいぞワイ!」

ワイ「へへ、ゴウのヤツ、いい笑顔しとるやないか」

ゴウ「バカ野郎!照れくさいこと言うな!」

ワイ「冗談や、冗談!お前との共闘、悪くないで!」

ゴウ「ふん、ワイのヤツ、なかなかやるじゃねえか」

二人は笑顔で肩を叩き合う。最高の相棒や。

リナ「ワイさんとゴウさん、息ピッタリね!」

ミオ「ええ、まるで昔からの友達みたい!」

ワイ「お、おい!見とったんかいな!」

ゴウ「バ、バカ言うな!///」

ゴウまで顔を赤らめる。ワイは苦笑する。

ワイ(ゴウのヤツ、ワイと同じ男やな。きっと、一生の友になれるで)


こうしてワイたちは、ゴウの復讐の旅に同行することになった。辛い過去を乗り越え、新たな絆を育むゴウ。ワイはそんなゴウを心から尊敬しとる。ゴウよ、お前の味方でよかったわ。これからもよろしくな、相棒。

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