第42話 恥ずかし過ぎる!
家に駆け込んだセイコはというと、只今着替え中。
風呂場で濡れた服を脱ぐ。
全裸になると、まず最初に勃起した乳首が目に入り、
「もー、何なん、ウチの身体…恥ずかし過ぎるやろ。」
ボヤいていた。
その時お股がヒヤッとした。
まさか!
と思い触ってみると…やっぱし!
既にうっすらと開き、ベチャベチャに濡れていた。
クリも大きくなって皮を押しのけアタマを出している。
今まで散々弄ってきたけど、視覚と感情のみでこんなになることはなかったのに。
うっわー…ウチ、触ってもないのにこげ濡れるん?
ショックだった。
さっきまでの展開を改めて思い出すと、顔から火が出るかと思うくらい恥ずかしい。
それにしても、見られただけでこの有り様。
と、ゆーことは?
実際、えっちするごとなったらウチの身体、どげんなるんよ?触られてもないのにこげなりよったら、淫乱っち思われるんやない?
でったん心配だ。
と同時に、濡れてしまったら弄りたくなるのが人情ってもんで。
ついついいつもやっているように溢れた汁を中指にすくい、大きくなり(セイコのクリはかなりのご立派さまで、勃起したら親指の先くらいある)アタマを出してしまっている敏感な部分をゆっくり転がすと、
「…クッ!」
反射的にエロい声が出た。
さらに転がすと、いつもの如く動きに合わせ、ジワッと溢れだす。
腰が数度鋭く跳ね、穴がキュッ!と締まる。
完全に欲してしまっている。
はっ!いかんいかん。タカくんが待っちょーんやき、マ●ズリやらしよるげなだんやなかった!はよ着替えんと!
訳:待ってるんだから、マン●リなんかしている場合じゃなかった!
これ以上続けるとマジで後には退けなくなる為、したい気持ちを精一杯我慢してヌルヌルをシャワーで流す。←直接はかけない。かけると刺激に我慢できなくなり、そのまま本気のマンズ●へと突入してしまう。
どーせ流してもどんどん出てくるけど、しょーがない。
諦めて服を着る。
部屋から出て行こうとしたときには新たな汁で割れ目が満たされてしまっていた。
溢れ出た汁がパンツについてヒヤッとした。
もう?ウチ、濡れすぎやろ!
あまりにも激しい濡れっぷりに呆れつつも、
はよ行かんと、タカくん待っちょー!
気持ち悪さを我慢して、大好きな人の下へと急ぐのだった。
外では孝満とセイコママが会話中。
「遅いね、あの子。うんこでもしよるんやないやろか?それならそれっちゆっていかんと、タカくんが困るやん、ねー?ちょっと見てきてやろっか?」
な~んて感じの返答に困る発言ばかり連発しまくっていた。
そんなこと言ってやんなよ…セイコちゃん可哀そうやん。
庇いたいけど、そこはヘタレ。口に出すのが恥ずかしいから、心の中で庇う。
実際は、
「…いや、そこまでせんでいいです。」
と言うのが精一杯だった。
数分後。
玄関の戸が開き、足音が。
視線を移すと…このまま余所行きできるオシャレ服に身を包んだセイコが出てきた。
かなり…いや、モーレツにカワイイ!
野菜届けにきただけなのにお洒落姿披露してくれるとか…。
サイコーに嬉しくなる孝満。
その姿を見るなりセイコママはさらにニヤニヤしだし、
「あら?あんたそげなカワイイカッコして。今からタカくんとどっか行くとね?今晩帰ってくるんね?泊まるんね?泊まってもいーし、してもいいけど中学生なんやき妊娠だけはまだダメやきね。卒業が近くなったらいいけど。中に出してもらいたいんなら、この前買っちゃったゴム、ちゃんとしてせなよ?」
からからかわれる。
無意識のうちにやらかしたことに気付き、
「…あ!!!もー!うるさい!お母さんのバカ!意地悪ッ!」
怒ったフリして今のこの状況を有耶無耶にしようとする。
その仕草がとんでもなく可愛い。
心の中では、
うっわ~!ウチ、何しよんよ?こげなことしよったら好きっちバレるやん!
訳:何してんの
盛大に焦り中。
ま、実際はかなりのトコロまでバレているのだけど。
やっちまったことはしょうがない。再び着替えに戻ってもさらに笑いを提供することになるだけだから、このままの服装でやり過ごすことにした。
とりあえず大変気になっていることがあるから、
「…い、色々と見えたよね?」
モジモジしながら確認する。
孝満は、
「え…と…。」
おバカなので、こんな時にかけてあげる適切な言葉を見つけることができなくて、黙り込んでしまう。
困っていたらセイコママが、
「バッチシ見えたっち!タカくん、さっきありがとうっち言いよったばい?」
思っていても言えないことを呆気なくぶちまける。
「ウソばっかしゆーな!」
かなりオコである。
モロに見られた自覚はあるので孝満には、
「く、草杉くん?あ、あ、あのっ、ね?…きょ、今日あったこと、ぜ、全部…わ、忘れてほしい…恥ずかし過ぎるき…。」
俯きながら、消え入りそうな声でお願い。
その仕草がまた可愛くて。
こんなの…
好きになる選択肢しかない。というか、ほぼ落とされているのだけど。
先程の光景は、完全に低性能センズ●特化型脳内コンピューターに鮮明にインプットした孝満だったが、
「う…うん…わかった。もう忘れた。」
優しいウソをついた。
そんなわけないのに…。
この言葉だけで泣きそうになるくらい嬉しかった。
帰ったあと、二人とも激しく擦りまくったのは言うまでもない。
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