5.番狂わせは番狂わせでしかない(バトル2)
前回はまさかおすすめ回をまとめただけで終わってしまうとは。
気を取り直して、今日も今日とて書きたいことを書きます。
出オチですがサブタイトルに触れますかね。
私は基本的に転生チートみたいな外付けの力が嫌いです。
まあ理由はお察しですよね。
そういう人もいるというだけのことです。
あと、個人的には話を作りづらいなって思います。
よくあるチートで敵を薙ぎ払って称賛されてってやつ、あれって実は結構技量の必要な話の展開なんじゃ? そう思うわけです。
書く方や登場人物当人は楽しいかもですけど、それってチーターが無双して楽しむのと同じですよね?
外から見た人ややられた側はたまったもんじゃないです。
でもそれを面白く見せて人気になるっていうのは、需要やら流行りやらを勘定に入れたとしてもそれなりに難しいんじゃね、って思うわけです。
長くなりましたが、私のスタンスは簡単です。
なんとなく勝つことはあっても、なんとなく負けることはない。
あれ、どっかで聞き覚えのある言葉……しかもさっきまでと矛盾している気が……まあ気にせず。
私はこの通り理屈っぽいので、バトルで勝つにも負けるにもそれなりの理由というか要因が欲しいんですよね。
だから全てを無に帰す外付けチートが大嫌いなんです。
そんな作者が努力を要するとはいえ【
あれ、それじゃ勝つときも理由が必要なんじゃ、そう思った人は正しいです。
理屈的には正しいですし、文脈上もそうとしか受け取れないように書いたので言い訳のように聞こえるかもですが、そうじゃないんです。
それだけじゃないんです。
私自身、それなりに激しい競争社会の中に身を置いてきました。
それこそ同年代でこのレート帯ってあんまり無いよねってレベルで。
それでも類友といいますか環境バイアスと言いますか、周りを見渡すと意外と見つかるものなのですが、それは今はいいでしょう。
とにかく勝ったor負けた、神orゴミみたいな評価をその時々でされてきた私は思うのです。
負けるときの理由は後からならいくらでも考えられるけど、不思議と勝ってしまった時もあるんじゃないか、と。
そんなんだからこの程度にしかなれなかったんじゃないかという指摘はもっともですが、とにかく不思議と勝ててしまう時もあるんです。
でも負けるときは必ず理由がある。
そういう考えで「半身転生」を書いてきました。
もはや哲学や宗教観の領域ですよね。
だからこれといった正解があるとは思わないですし、スタンスの違い程度に留めておくのが無難かと思います。
ただ、戦闘行為という引き分けも込みで勝敗のつく事象の中で、私はこういう考え方に沿って物語を展開しました。
物語初期、レイテ村での戦闘では環境要因も相まって主人公が盗賊をジャイアントキリングしました。
でも直後のユウとの戦闘では一度を刀を振る余裕すらなく斬り捨てられています。
2章終盤、同じくユウと対峙したアラタは必死で刀を振るいましたが、それでも届かず敗れました。
以降もおおよそ同じです。
基本的に数が多かったり準備をしっかりした方が勝ちますし、そうじゃない時は外的要因が劣勢側に味方したりします。
主人公アラタが順当に勝ち星を積み重ねるようになったのは本当に物語終盤でしたが、それでも異常な速度で成長しているように映ったはずです。
そこにある程度理由を肉付けするために【
まあそれ以外にも理由はあるのですが。
ふと思いついたのですが、次回のネタは主人公の身の上にしましょう。
これを言うと怒られそうですが、何かとニートだったり引きこもりだったり帰宅部が多いネット小説異世界転生男主人公の中で、どうして「半身転生」では世代最高クラスのフィジカルとメンタルを持つ人間を採用したのか。
ここはきちんと書いておかないといけないですよね。
何よりバトルにもちゃんと関係ありますし。
では突然ですが、今回はここまでということで。
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