3番ホール あとには退けない戦いです
ここはセントアンドリュースか、はたまたペブルビーチか。
つむじ風舞うティグラウンド、どころでは済みません。きのうとはうって変わり、ピンフラッグがありえない角度に傾いています。
(例の、マスターズっぽい歌)
全国ファストゴルフファンの皆様、おはようございます。
海なし県である栃木にも本日、台風が直撃いたしました。比較的珍しい相模湾からの上陸で、かなり勢力を弱めつつではあるものの、関東一円がすっぽり強風域に。ここ皐月ゴルフクラブ佐野コースでも、風は未明から強まる一方です。
現在の風速は14メートル。その発表を受けつつも、先ほど大会事務局は予定どおりに全日程をとり行うと決断いたしました。これで高校生ゴルファーたちに大自然が牙をむくことになります。
本日も解説は、元プロゴルファーで現在全日本プロファストゴルファー協会の理事を務められております上野真冬さん。
コースレポートは全日本ゴルフツアー機構会長兼シニアプロゴルファーの『世界の赤井』こと赤井勇さん。
進行はわたくし東中央テレビの高木翔でお送りします。
よろしくお願いいたします。
んよろしくお願いしますぅ。
はい、よろしく。
ここ皐月ゴルフクラブ佐野コースから、第1回全日本高校生ファストペアゴルフ選手権大会の2日目をお送りいたします。
しかし大変な荒れもようとなりました。
どうして今日、とは考えてしまうわよねぇ。アタシでそう感じるんだもの、選手ならなおでしょうよ。
高校生諸君には試練の一日になりそう。わかるのよ、アタシも現役時代にはずいぶんと風に泣かされたもの。
いやいや、今日に関しては君が最高責任者としてけしかけたんだろう?
んヒド!
赤井さん、そう責めずとも。午前10時ごろを頂点に、あとは徐々に緩和する予報ですし。
1組目は放送開始までに1打目をうち終えました。現在は2打目地点へ向かっているところ。
風による遅延を見越して30分、予定時刻をくり上げての開始となったため選手はすでにスタート。ところがさっそく遅れが生じています。
「美月ちゃん、身体は大丈夫?」
「ええもちろん。さ、泣いても笑ってもあと2日です。今日もはりきって参りましょう!」
「うん……。だね!」
始球式で1オンする快挙と共に勝ち進んだ長崎東西と、昭和のころからゴルフの名門校として名高い難波実業の対戦。果たしてこの嵐の中、どのような試合はこびとなるか。
今年の難波は特に強いよ?
赤井さん?
続けてどうぞ。
みんなも知ってるあの水上くんや、女子の草野プロを輩出した歴史ある高校だからね。
ファストゴルフの台頭でさらにゴルフを履修する生徒が増加、この少子化の世にあって場所も道具も足りないほど盛んなんだと。
そのあおりを受け、ラグビー部など他の部活動は人数がたりなくて存続の危機なんだそうだ。
よくご存知で。
それは喜ばしい反面、ラグビーなど一部には残念な影響もあったと。
人数がたくさん必要だものねえラグビー。アタシ大好きなのにぃ。
あんな大きな高校でメンバーが足りないなんてことがもし起きたなら明らかに事件よね。
上野くんなんかはペアゴルフの火付け役側だろう? 罪深いことをしたな。
グフゥォ!
ほ、滅ぶべきはアタシ……!
難波はそうした、ぶ厚い選手層の内で行われる競争をくぐりぬけて出場を果たした選手たちなんだよ。これにはさしもの長崎東西も早々に降参、退場するかもしれない。
おや?
長崎東西びいきの赤井さんらしくない発言がとび出しました。
知己として推したいのは長崎、孫の繋がりでもあるしね。だが実力は間違いなく難波だな。
俺はむしろ、難波に対し長崎がどれだけ食い下がれるかに興味が移ってるかな、今は。
たしかに地方予選のデータ、さらには1回戦の内容を見ましても難波実業の方が一枚も二枚もうわ手なのは明らか。同校は春の大会でも堂々の準決勝進出。そのときとメンバーは入れ変わっていません。
女子だけの長崎東西、判官贔屓をしがちな日本人なら応援したい気持ちは高まりますが。
ダメよぅ高木クン? あなたは中立で進行してくんないと。
ハハ、そうでした。
さあ、選手たちが2打目地点につきました。
打ち下ろしの1打目とうって変わり、今度はグリーンにまで続く高低差の大きな打ち上げ。両校がどう攻めるのかに注目したいところです。
「うわっぷ! すっごい横風」
「ここから両側にあった林がなくなっています。普通にまっすぐ打ったならOBまで連れていかれるでしょう」
おっと?
難波実業の選手が長崎東西に接触しますね?
「そないでもあらへんやろ」
「んう?」
「自分のドライバーは一切曲がらへんらしいやんか。ここで見せてえな。あ、ワイは沢村いうねん。よろしゅう」
「なに? もしかして揺さぶり?」
「そないなセコいモンとちゃうちゃう。んで? どないやって攻めんねん自分」
(ダメよつばめ、惑わされちゃ。集中集中!)
なにごとか話しかけたのは難波の沢村。しかし大空は相手をしません、離れます。
ウフフ、大空ちゃんには無視されちゃったようね。
「ごめんなさいね難波実業の方。あの子まだ緊張してて」
「かめへんかめへん、悪かったな邪魔してもうて」
(ほんとだよ、まったく)
「さあ、つばめさん? わたくしたちはわたくしたちの仕事をいたしましょう」
「そうだね。それで? どう攻める?」
直ドラね。
打ったわ、至極あっさり。
大空が打ちました、これはいい。横風にあおられるのを計算に入れて右へ大きく外したボールが、曲げられて戻ってきます。
「ナイスショットですつばめさん」
「んま、あんなもんでしょ」
打った大空、得意げにクルクルと回してドライバーを納刀します。丁寧に拭いて、手作りと思しきカバーをかぶせてバッグへと。
それにしてもあの子はドライバーに抜群の安定感があるわよね。直ドラに対する迷いが一切ないわ。
それもそのはず、ティショットに限ればフェアウェイキープ率はなんと驚異の99.9パーセント!
おそろしいまでのストレートボールヒッターです。フェアウェイを外したのは突風と、落着した先のキックが想定外だった時のみ。
それ本当ぅ? おっそろしい子だわぁ。
今回ももちろん、しっかりとフェアウェイを捉えてきました。いい位置につけた長崎東西は3打目で勝負します。
続いては、なんら危なげなく地区大会と1回戦を突破してきた難波実業。いつも冷静なマネジメントに定評のあるキャプテンの小川と、ここぞで使う博打的なショットを得意とする沢村です。
しかしどうですか、沢村と水守、小川と大空。姿かたちは違えどなにか、通ずるものをおぼえませんか?
そぉう?
アタシ、あの男の子たちキライ!
落ち着きはらってるし、なんだかふてぶてしいもの。
いえいえ上野さん、解説もどうぞ中立で。
ハイハ〜イ、わかってるわよぅ。
「なんや自分ら、めちゃめちゃ普通に打ったやん。それともナニか、ワイら相手には必要あらへんいうことか?」
「なんのこと?」
「まあええ。しゃあないからこのホールはウチの方が見したるわ。本当のふたり打ちいうやつをな」
「デュアルショットや言うてるやろ。なんべん言うても覚えへんな
「せやったせやった。せやけどええやんなんでも。ショット自体にはカッコええ名前をつけてあるしやな」
「それはオレがつけたったやつやろ」
「やかましわ、細かいことはええねん。とにかく、自分らには高校生初を先越されてもうたさかい、その恨みを晴らさなアカンねや」
「地方予選でつことったらええのに温存しよ言うたのは悠太やんけ。秘密兵器や言うて」
「うっさいねん
「ほな昨日つことったら良かったんや。ピンチでもなんでもあらへんとこでつこたらカッコワル言うて。せやからおまえのそれは逆恨みやで」
「アホンダラァ! おまえはどっちの味方やねん!」
(あはは、まだやってる。もしかして漫才?)
(シィッ! 聞こえますよ!)
「とにかく、運がええでほんま。自分らはここでサイナラや。今日の午後にはあったかぁいお家に帰れるで。よかったなぁ」
「なッ! こんの……!」
「やめてくださいつばめさん」
おっと? 難波実業と長崎東西の間にトラブルか?
にこやかに話していた両校が一転、にらみ合いを始めましたが?
あふん! いいわよねえ、若いって。しみじみ感じるわぁ〜。
男子なんかやっつけちゃえ大空ちゃん、水守ちゃん!
乱闘は困ります!
それに長崎東西では体格差も大きい、普通に負けますよ。
当然アタシが助け舟を出すに決まってるじゃないのよさ。
あんな身長だけのヒョロガリなんか、つまんでポイポイポーンよ。
やめてください上野さん、前途ある高校生ですよ?
アタシの心配もしてよォ高木クン!
「どちらも落ち着いて。これはゴルフ、紳士淑女のスポーツなのよ。それをわかっていて?」
「わかってるよ美月ちゃん。この怒りはゴルフで返す」
「そうできたらええなあ? ま、このホールはウチがもろたがなあ」
「くっ、この!」
「行・き・ま・す・わ・よ、つばめさん。次は彼らの打順です」
水守が大空の腕をひっぱりわきへと下がりました。一時は場が緊張いたしましたが。
「なぁんや、つまらん」
いやあ、今の若い子たちは大人しいから、あれくらい血気さかんな方がいいよ。いつでも倒してやる、いつでも世界に出てやる。それくらいの気概がないとこれからオリンピックだってのに頼りないじゃないか。
勝負事なんだ、戦いなんだよ。あのくらいの方がちょうどいいんだって。
意外に赤井さんも好戦的とわかり、報道陣は武闘派多数となってしまいましたが。スポーツ選手なんです、借りはプレーで返すということで。この場は水守に感謝いたしましょう。
「とにかく見したるわ、これがワイら難波の必殺ショットや」
「?」
おっと難波実業、ショットルーティーンに入ったかと思いきやもう打ちます。
彼ら早いな、あれでもう準備できたのか。
「いくでぇ悠太!」
「いつでもええど鉄ぅ!」
小川打ちました。おや、ボールは?
え待って!?
ウエッジよあの子! 真上に打ち上げたわ!?
「ホンマは真上がええねんけどなあ、鉄幹の腕前やとちょい前に行くねん。これやとティグラウンドからも出るし、どうせ高校生初や言うてもらえへんしなあ。はあ、メンド」
「やかましわ。はよ打たんかい」
「はッ、こないなモン目ぇつぶったまんまでも打てるがな」
小川が横にはけ、クラブ片手にゆったり出てきたのは沢村。ボールが落ちゆく先で待つのは沢村です?
まさか!
あの子たちも持ってたのよデュアルショットを!
海外ではすでにトリッキーなショットが次々に生まれているって知らない? やったわ! 日本のユースもいよいよ、デュアルショット元年到来よォ!
「まぁやっと使える相手と戦えるっちゅうこっちゃ。喰らって田舎に帰りぃや!」
「これがオレらのあみだしたサイクロン改良型!」
「いくでえ! サイドぉワインダーーーーッ!」
落ちてきたボールを沢村が? ノーバウンドのままドライバーで打つ?
低い低い!
なんなのあれ、低すぎるわよあの打球! あれは普通のサイクロンじゃない!
放った打球は異様なまでの低い弾道! まるで芝の上を転がるかのように地面スレスレの超低空を飛びます!
世界ではもっともポピュラーなふたり打ち、サイクロンだな。しかしまさか高校生にも使い手が現れるとは。
「風をものともせずまっすぐに? それに打ち出した角度が普通じゃない、地を這うかのよう——」
「ッ……!」
「オイオイオイ。なんや、声も出ぇへんやんか」
「そないに驚いたか?」
「無理あらへんけどな、このマイナス1番ドライバーからくりだす、圧倒的超低弾道ショット。名付けてサイドワインダーや」
これは大変なことになりました! 新たなデュアルショット使いの登場です! これで本対戦は、本大会初のデュアルショット使い同士の対決となりましたァ!
ずっと対戦相手同士で会話をしていたから見逃していたのね。小川クンが携えていたのがウエッジであったこともあって。
この雨の中でわざわざ、ふたりともがクラブを所持している時点で気づくべきだったわ。
「サイド? ワインダー?」
「まあ? ワイが提案しとったタイフーンホバークラフトの方がもっとええ名前や思うねんけどな」
「なに言うとんねん超絶ダサやろ。普通がええねん普通が」
「ワイのオトンの案を悪ぅ言うなや! なあ長崎東西? ええ〜思うやろタイフーンホバークラフト」
「言い得て妙ですね、ホバークラフトならサイドワインダーよりはものの実態を示しているようには感じます。それに——」
「なんや? それに?」
「理屈ではわかっても、実際に打てるかは」
「ふふん。まあムリやろなあ」
「そう、当てるのはボクにだって難しくない……。でもあれだけ低く打つのは……」
「ウエッジとはいえ、フルショットをほぼ真上に打ち上げるだなんて。プロの一部が大人の筋力と精度でやっとの芸当を」
「気がついたみたいやな。まあ普通はできへんやろなあ、普通はなあ?」
ようやくボールが地面へと落ちます。この台風の影響下、それをものともせずに突き進んだ先はグリーン手前! それも長崎東西を楽々キャリーで超える大飛球だ難波実業!
この風の中、あんなショットが本当に可能なのか?
可能、なのよね。
ビッグマウスは伊達じゃない、ってことかしら。かなりランも出ているわ。
数ある水たまりでブレーキがかかるかと思いきや、水切りのように表面を滑っているようです! 通常よりも伸びる! まだまだランが出ます!
それほどまでのすさまじいバックスピン……。
まさか、グリーンに乗ったら急激に止まる?
そうなるだろう、グリーンはフェアウェイと比べて水はけがいいはず。
さては彼ら、そこまで計算してこのホールに勝負をかけたな?
グリーン周辺で待つギャラリーからはひときわ大きな歓声、そのまさかが起きました! 乗せてきたぞ難波実業ォ!
この長大なパー5、10番ホールでなんと2オォン!
まさかこのホールで高校生がイーグルを出すだなんて。それも台風のコンディションでよ?
「なんてこと……。あの距離の打ち上げを、この風の中で乗せて?」
「ぐぬぬ……!」
「もろたで!」
「はは! 乗ったか? もうけもうけ〜」
それにしても驚かされました。小川の手にはまさかのウエッジ、てっきり第3打で使うものとばかり。
俺もだよ、まんまと裏をかかれた。
しかし、あれだけの低弾道で本当にあそこまで飛ばせるものでしょうか。いえ、実際に目の当たりにしているのですから現実ではあるのですが、あのショットのどこにそのような力が、と。
そもそもサイクロンのメカニズムをわかっていないようね高木クンは。
彼らウエッジでほぼ真上に上がるほどのバックスピンをかけたな?
え?
あ、はい。そうですね?
それをドライバーで捉えたなら? 異常なほどのバックスピンを保持したまま飛ぶドライバーショットになる。
野球のストレートボールは、バックスピンがかかっているからこそ打者が急に伸びたと錯覚する。
ピッチャーが普通に10なんメートルか投げると、本来は下に沈むんだ。それはそうだろう、ボールはいつも地球に引っぱられている。だからキャッチャーミットに収まる際にはずいぶん下がっていていい。放物線なんだ、二次曲線なんだよ。なぜそうならないか。
それはピッチャーがボールに強い逆回転をかけているから。そうした方が空気を効率よく後ろに受け流し、球の運動量は無回転の時と比較して落ちない。運動量が落ちないから高さも落ちない。高さが落ちないぶん、バッターは手元で浮いたように錯覚し、目測を誤って空振りをする。
ええっと? 私はさっきから煙が出そうな勢いです、頭から。
ひとことで言うと野球のストレートは本来の放物線よりも落ちてこないんだ。つまり、ボールに強いバックスピンをかけていたなら、同じ高さで放った場合に通常よりも遠くまで飛ぶ。
それと同じことをゴルフでやってみせたんだ、難波実業は。
はぁ、今の打球にそのような高等技術が。侮れませんね高校生も。
強豪校があんな必殺ショットも持っていたなんてね。
こうなると長崎東西はジリ貧かも。
バカ言っちゃいけないよ。ゴルフはここから、勝負はここからがおもしろい。
地の腕前だけで勝ち負けがつかないのがゴルフというスポーツだ。うまい奴がプレッシャーでガタガタになることもあれば、下手な奴がゾーンに入って目の覚めるようなプレーをすることもある。
昔から言われていることだがやっぱり、『上がってナンボ』なんだよゴルフってやつは。
ハイッ! そうでした赤井さん!
おや、さしもの上野さんも赤井さんの前では小さくなりますね。
そりゃそうよ、あのお方を誰だと心得てるの?
レジェンドだもの、憧れよぉ。
君さ、憧れるのはいいがあんまりベタベタくっつくのだけはよしてくれよ。暑いから。
んヒド!
では冬にお邪魔しますぅ。真冬ですのでぇ。
ハハハ。
難波実業の見事な2オンでスタートホールを落としました長崎東西。小川・沢村ペアはボールの回収を大会スタッフに任せ、ゆうゆう11番ホールへと向かいます。
「ほなちゃっちゃと次いこかー」
「せやな。時は金なりやで」
「つばめさん……」
「あの人たち、口ばっかじゃない。本当に強い……!」
さて。
本日も赤井さんには特別に今大会のコースレポートをご担当いただくわけですが。気になることが一点。
ん?
いくら3日間だけとはいえ、高校生の大会にシーズン中のプロがコースレポートをするのは異例中の異例です。それも世界の赤井さんがですよ? どうしてそのような流れになったのかを、可能な範囲で。
そうそれ、アタシもずっと気にはなっていたのよ。
ああ、それか。
聞くところによると、このたびのオファーはなんと赤井さんからであったと。それは本当ですか?
ええっ!?
うん、ちょっちね、孫に頼まれちゃって。
遠くに住む孫が水守くんの後輩でね、彼女をよろしくと言うもんで。
1年くらい前かなぁ、ちょっとだけ練習を見てやったんだよ。その時に引退を勧めたんだ。
ええっと、ちょっと待ってください?
聞き間違いだったでしょうか、ペアゴルフを勧めたのではなくて?
いや、引退。競技ゴルフからの引退を勧めたんだ。
彼女にはもう伸びしろがなかった。現に今も、当時からなにひとつ成長していない。それどころか、現在進行形で後退すらしている。
でも彼女は独力で見つけたんだよ、化学反応を起こすことのできる相手を。それは彼女の捥がれた翼、大空という名前の片翼だった。
それ以来彼女に心酔してしまって、こうして追っかけみたいなことを続けているんだよ。いい歳したじいさんが。
世界の赤井が追っかけをする女子高生。
文字で見るといろいろと誤解を受けそうですが、実際の意味に注目するなら大変な事件ですよこれは。
彼女らはね、こんなところでは終わらないよ。ひとりひとりの成長はみこめないかもしれないが、ペアはまだまだ成長段階。これから先、彼女らには無限の可能性が残されている。
いっそ断言しようじゃないか。長崎東西は必ずや今大会で優勝し、ロサンゼルスオリンピックの代表候補に名を連ねると。
んま!
大・胆・発・言んん!
これは驚きました、なんと昨日に続き赤井さんのお墨付き。
まだ2回戦で、対戦相手は名門難波実業、それも長崎東西がひとつホールを落とした不利な状況でです。
この宣言の行方がどうなるかについても、今後は注視したいですね。
頼むぞ君たち、俺を大ボラ吹きにしないでくれよぉ〜。
ハハハ、悲痛な願いがもれています。
さあ、面白くなってまいりました第1回全日本高校生ファストペアゴルフ選手権大会2回戦。
続いてカメラが捉えましたのは? 18番のグリーンですか?
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