第2話

(ううっ……エリスさんの身体……すごいえっちだ……肌も真っ白でおっぱいが柔らかそうに揺れてて……)

 僕ももう小学生5年生。少しは女の人に興味はある。

 しかし、それが良い事ではないこと、女の人をそういう気持ちを邪な気持ちで見てはいけないと頭ではわかっていた。

(よ、よし。前を向いておこう。そして、さっと入ってさっと出よう)

「じゃあ、まず身体を洗おうね〜♡じゃあ、ここに座って♡」

「はい……」

 僕は2つある椅子の一つに座る。

そして、僕は前を向いて目をつぶる事にした。

(よし!これでエリスさんの方を見えないようにすれば大丈夫!でも……)

 お家にあるお風呂用の椅子と違って股の所が空いている椅子だからか、すごく恥ずかしい。

(これ……おしりの所が……)

と思っていると、エリスさんが後ろの椅子に座ってタオルにボディーソープをつける音が聞こえた。

「はふうっ!」

「あらあら、ごめん♡くすぐったかった?」

「いえ、大丈夫です……」

「じゃあ、もう一度洗うね♡」

エリスさんはボディタオルをクシュクシュと握る音と共に僕の背中をなぞってきた。

僕の家では目の荒いタオルを使っているけど、女性用なのかとても柔らかくてふわふわなボディータオルでとても気持ちいい。

しかも、とても甘い香りがする。

(ん?いや!違う!違う!)

「エリスさん!体は自分で洗えます!」

 僕が大声で話した瞬間。


「えー!ユウってば一人でお風呂に入れないのー!?しょうがないなぁ!じゃあ、このカレンちゃんがユウの頭洗ってあげるね♡♡♡」

「か、カレンちゃん!?」

同い年とは思えないほど、えっちな身体をした夢咲家の三女(実際は二女)。金髪ショートカットの夢咲カレンちゃんがお風呂場のドアを開けて入ってきた。

 そして、その服はビキニ姿だ。

しかも、しっかりとその大きなおっぱいを支えているしっかりとした大人の水着。

(なんで、カレンちゃんが、こんなえっちな水着着てお風呂場に来ているの!?)

僕はうっかり声のする方向を向いて目を開けてしまったが、そこにはエリスさんもいるのですぐに目をつむった。

「えへへー♡♡♡ユウってば、このカレンちゃんのパーフェクトボディーにメロメロになっちゃったみたいだねー♡♡♡顔、真っ赤だよー♡♡♡」

「う、うん……可愛いけど!早く出ていって!」

「ええー♡可愛いって思ってくれるのに?なんで見てくれないの?♡♡♡このカレンちゃんのパーフェクトボディーをこんな間近で見れるのは今はユウだけだよー♡♡♡」

(すっごくえっちなだから見れないよ!)

と言いたくなるけど、女の子にこんな事を言うのはだめだ。

「僕は今、裸だよ!僕が恥ずかしいの!カレンちゃんがこのまま居たら変な所見えちゃうよ!」

と僕は言った。

女の子は男の子の大事な所を見た時、悲鳴を上げるほど見たくない物だっていう事は知っている。それに男の子が女の子大事な所を見るのは女の子に取って傷つけるような事だって知っている。

カレンちゃんは僕をからかっているとわかっているけど、僕がカレンちゃんをからかってしまったら、すっごく傷ついてしまうだろう。

「はーい。じゃあ、早くお風呂から出てね。今日は9時からテレビで映画やるから一緒に観よ!」

「わかった!だから出ていってね!」

そう言うと折れ戸の閉まる音が聞こえた。

良かった。カレンちゃんのえっちないたずらは度が過ぎてる。エリスさんは何も言わないのかな……

僕は少し目を開けると……

「デッカ……」

目の前にはむにゅりと大きなおっぱいが腕で寄せられ、最大限大きくなったおっぱいがそこにはあった。

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