サキュバスのお姉ちゃん家にお泊りする事になった僕
TKあかちゃん
第1話
魔界
その異世界との扉が開いたのは今から100年ほど前と言われている。
その世界では魔法という私たちの住む世界とは異なる技術が発達しており、そこに住む動植物も未知なる物だった。
そして、その扉が開かれた理由。
それは魔界からの侵略者。
魔人と呼ばれた高等知能を持つ者たちが『有る』物を求めて扉を開いたのだ……
それは男。魔界を支配した種族であるサキュバスは繁殖の時、魔力を奪うことができる種族である。そして魔人は魔力がなくなってしまったら命を落としてしまう。
そんな存在が魔王となってしまったから、さあ大変。サキュバスたちが私達の時代だと言わんばかりにはっちゃけて
一気に男が死滅して、逆にサキュバスたちのベビーブームがやってきてしまったのだ。
それでサキュバスたちは目をつけたのは異界……地球。
そして扉が開かれ……争いに……
なんてなることはなく、地球では魔力は生存に不必要であり、いくら奪い取っても人間には支障がなかったのだ。
そして、その時の政府はそのサキュバスたちの美貌にメロメロ。
サキュバスという存在は遺伝子レベルで他種族から圧倒的魅力を感じる存在に進化しており、異世界からの来訪者にも関わらず、あっという間に交流に関する法律が制定されてしまったのだ。
そして、月日がたち、異世界交流として魔人たちが少しずつ地球で暮らすようになった。
そして、魔人たちと人間たちが仲良く暮らす一つのモデル都市として魔都町と呼ばれる街が出来た。
そこに如月 ユウは住んでいる。
◯◯◯
「エリスさん!大丈夫ですから!僕ももう小学生5年生です!一人でお風呂に入れてます!」
僕はお風呂場にいる綺麗な銀髪サイドテールのお姉さん……
夢咲 エリスさんに声をかける。
エリスさんは自分の事をおばさんと言うが僕はおばさんと言うのは気が引けてしまう。
それぐらいエリスさんはとても美人で若々しく、近所の人たちから夢先さん家の長女さんと言われるほどキレイなお姉さんだ。
「あらあら♡大丈夫よユウくん♡おばさんは君のお父さんに君をお世話してあげるって約束しているの。だから♡いーっぱい甘えてもいいのよ♡」
眼の前ではバスタオルで肌を隠したエリスさんが僕の服を脱がそうと優しく服を引っ張っている。
そのたびに、僕の顔より大きいおっぱいがマシュマロの様に揺れ、それが近づく度に甘い香りに包まれて不思議な気持ちになってしまう。
僕はその感覚を振り払って、頑張って説得しようとするも、エリスさんは一向に引かない。
「おばさんね。ユウ君がいつもお家で一人でいるって聞いているわ。だから、あの時のお礼にこのお家にお泊りしに来た時ぐらい。私がママになってあげたいの……」
大人びていて、優しそうだけど、なんだかセクシーな感じがするエリスさんの声。それを聞くとなんだかムズムズしてしまう。
そして、最後の寂しそうなイントネーションで僕の心は折れてしまった。
「わ、わかりました……」
「まあ♡ユウくんがおばさんに甘えてくれて嬉しいわ♡♡♡」
そういうとエリスさんは僕の服を脱がして、お風呂場へと押していった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます