第7話 仲間

 私には、仲間と呼べる存在がいなかった。友達のような素振りをみせて簡単に裏切る。よく、ドラマや映画でみる昔からの仲間...

そんな存在にずっと憧れていた。もし、あの頃、もっと自分を出していたら、そんな仲間が今頃いただろうか...女の子は、特にグループ行動が好きで、1人でいる子、ちょっと、人と違う事をする娘を避けたがる。男の子は、1人でも何も言われなかったりするのになんで?っていつも思っていた。一人でいる事が嫌いな訳ではなく、一人の方がいい時もある。でも、ふと、仲間が欲しいなと思う時がある。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る