第3話 殺陣
お題 ①繋がり ②十人十色 ③刀
片足を引き、腰を低くして構える。抜刀。振りかぶる。前へ……
「えい!」と大声を出し、刀を振り下ろしながら、すり足で前に一歩進む。そのまま、反対の足を引いて半回転。また「やー!」と声を上げ、振りかぶって左上から右下に斬る。
「ひゅう~。恰好良いなあ」と口笛の音と声がした。パチパチと手を叩いているのは、幼馴染のリョウだった。
「ありがとう。でも、あたしなんて、まだまだよ」
あたしは、ひらひらと手を振る。でもリョウは駆け寄ってきて「いや、すげえもんはすげえんだって!」と目を輝かせた。
あたしは『
舞台の先生の繋がりで、個人で殺陣教室をやっている方がいて。ずっと、その先生に教えてもらっている。『
頼もしい劇団の先生と殺陣の先生。老若男女、十人十色。色んな個性の団員たち。今は、メンバーもだいぶ変わっちゃったけど、楽しくやれている。感謝感謝!
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