第3話 繰り返される暴力
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
魔王城の牢獄。装飾も絨毯もなく無機質な空間は普段は冷たさを感じさせる。
しかしこの日は違った。部屋の中は異様な熱気に包まれ、まだ熟れてない少女の焼ききれんばかりの絶叫で満ちている。
熱気は比喩ではない。実際に温度が高かった。
「いだい゛!やめて!やめでぐださい!」
両腕を鎖に繋がれた少女はオークに腰を掴まれ後ろから挿入されていた。吊るされた鎖をジャラジャラと鳴らし泣き叫び懇願している。背中や尻には生々しい火傷ができていた。
少女の必死の訴えに気を良くしたオークは、さらに痛めつけることにした。火鉢に突っ込まれた剣を引き抜く。埋められた部分は熱で赤くなっていた。それを少女の尻にピタリと当てる。
「んいぎぃぃぃぃっっ!!」
肉の焼ける音と匂い、そして少女の絶叫。痛みから逃れようと腰を動かすがオークの大きな手にがっしりと捕まれ逃げることができない。
痛みで強張った膣の感触に満足したオークは陵辱を再開した。
少女は勇者、魔王討伐の途上で魔王に捕まり、この城の牢獄で囚われていた。数日の間、勇者は陵辱の限りを尽くされていた。
「うっ…うぁ…ひぐ…うぅ…」
オークに中出しされた勇者はぐったりと鎖に吊るされる。股からは精液が太ももを伝って滴り落ちていく。体中は火傷が奇怪な模様を作り出していた。最初は勇者のアソコの締りの悪さに不満を持ったコボルトたちの趣向は、今では勇者を犯す魔族全体に共有化されていた。
最初こそ雄々しく耐える姿勢を見せていた勇者だったが、それはすぐに絶叫と懇願へと代わっていった。腕を落とされる、目を潰される、爪を剥がれる、焼けた鉄を押し付けられる。毎日繰り返される過酷な陵辱は勇者の心をズタズタに切り裂いていた。
次のオークが勇者の前に立つ。自分の方に勇者を向けると躊躇なく男根を挿入した。
「気持ちよくします…しますから…痛いの…痛いのやめてください…」
涙声で勇者は自分を犯す魔族にお願いする。クタクタで足に力が入らないにも関わらず膣を必死に締めあげ男を悦ばせようとする。
しかし勇者を犯しているのは元より大きな男根を持つオークだった。子供のような大きさのコボルトと違い、オークは勇者のアソコを緩いと感じて痛めつけているわけではない。
勇者を犯すオークが他のオークに合図する。すると1体のオークが勇者の腕を掴んだ。
嫌な予感に勇者が震える。
「やめっ!やめて!やめてください!お願いですから!何でもしますから!!!」
勇者の懇願はいつだって魔族に届きはしない。オークは勇者の腕に剣を突き立てると、力任せに切り落とした。
「あああああああああッッ!!!」
痛みで勇者はおかしくなりそうになる。目の前がチカチカして視界が真っ白になりそうになる。
このまま気絶してしまった方が勇者は幸せだったかもしれない。あるいは出血多量で死んでしまった方が。しかし別のオークは腕の切り口に焼けた鉄を押し当てた。雑な応急処置だが勇者の出血は一応止まった。
「あッづ!!!」
ジュッと焼ける音と共に勇者の意識が覚醒する。痛みと恐怖でぐちゃぐちゃにになった勇者の顔を見たオークは股間をさらに硬くし、力任せに打ち付けた。
「あっ…うっ…ひぐっ…もうやだぁ…うぐっ…」
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