宇宙デカトシヒコ!! ゲルマクー編 17 春葉原到着
俺たち一同、トシヒコ、チエちゃん、シゲさん、パルは、目的地の、メガロポリス「春葉原」についた。
超巨大な商業都市だった。
「こんなできい都市なんてどこから回ればいいんだ?」(トシヒコ)
とりあえず、パルは、都市のマップを手に入れ、口コミが多い人気店を画面に映した。
「なるほど、こうなっていたのか?まずは、ガレージショップから行くか?」(シゲさん)
ここで豆情報だが、シゲさんは今までの戦闘の功績で、勲章をもらっていた。
正式に宇宙デカ協力員に任命された。
そして正式に、ナノスキンスーツを貰っていた。
なのでトシヒコの一行の、戦闘力はともかく、防御力はかなり高い。
これが異星での安心感の一つだった。
「そうですね、まずはハズレのミノドラ1機買おう。」(シゲさん)
V2のミノフスキードライブは、このままハズレのエンジンをつかい少しでも運転をしやすくする。
「おかげで、早漏マシンの面目躍如だなV2。」(トシヒコ)
「ミノドラは、すぐに見つかるだろう、しかも格安でな」(シゲさん)
「いちおう、宇宙〇紀のロストテクノロジーなんですけどね」(トシヒコ)
宇宙デカのデータでは、宇宙世紀は、文明レベル1の滅びる方の文明だった。一部の宇宙移民者が巨大コロニーで、地球圏から脱出し、文明レベルを上げていったという記録が残っている。
早速状態の悪い、本来の20%の出力しか出せない、ミノドラを格安で買った。
後は、安うりされている、エ〇テバリス陸戦フレーム探す。
チエちゃんには、最初から空戦フレーム買ったらどうだい?
と進言してみたが、陸戦フレームの方がカッコイイ!!とゆるしてもらえなかった。
リパルサーリフトを失ったのも、痛かった。反重力システムのリパルサーリフトは地球内での三次元空間戦闘に大いに役立っていた。
というか、ミノドラがまともに使えなかった我々は、リパルサーリフトとジェット推進に頼り切っていた。
「あとは、ジェット推進と、リパルサーリフトだな、安いものを見つけれられるといいな」(シゲさん)
パルの、口コミを参考にして、別の店を訪れた。
そこには、エ〇テバリスⅡ、エ〇テバリスカスタム、並ばれていた。
........。
こっそりこっち買っちゃわない?
「陸戦フレーム買っっちゃったーーー!!」(チエ)
「「え!!?」」
やはりチエちゃんも女の子、見た目で選ぶこともあるだろう。
しかも、彼女は今では大富豪である、エ〇テバリスも〇ちゃん人形を買う感じで買っていた。
末恐ろしい小悪魔だ。
ついでに、ブラックサレナなりきりセットと、部品どりのために空戦フレームも買っていた。
末恐ろしい。
もちろん、ラピッドライフルと、劇場版で登城した大型レールカノンも買っていた。
シゲさんは、それを見て機体の補強パーツ、補強フレームを買っていた。
ぶっちゃけ、今までのブラックローズはコスプレに近い状況だったので
大分性能を上げられそうだと、シゲさんは喜んでいた。
「リククウ」にはジェット推進が追加されるし、ブラックローズもそのポテンシャルを引きだせる、外部装甲も手に入れた。これで、巨大マシン戦闘は大丈夫そうだ。」(トシヒコ)
次は、やっと宇宙デカの装備である、もちろんお金は借りてきた、家一軒分ぐらい。
しかし、宇宙デカは、くさっても宇宙デカ、信用だけはあるのである。
しかも、俺は不老、ちゃんと、毎月、利子を含めて返却すれば、50年あれば帰せる額だ。
シゲさんは心配していた、借金だけはやめておいた方がいいという言おうと思ったがつぐんだ。
人は、過ちから学ぶものである。
とりあえず、買ったマシンは、業者にV2まで運んでもらって。
あとは、宇宙デカの装備だな。
家一軒分の借金で、武装が買えるのだろう?
正直トシヒコは期待していなかった。
だいたいの武装は、国家予算レベルなのだから、我々50年計画一期生が生まれたのだから。
安そうな町で、ガレージを漁っていた。
そこで、モニターに反応が出た。
店頭の棍の強度が、トシヒコのものより高い、しかも軽い、そして安い。
トシヒコは、呆然としていた、宇宙デカ、そんなに金なかったのか.....。
しかも周りに売られているプレートも、ナノスキン装甲より強い.....。
今度は、両手をついて呆然としてしまった。
とりあえず、、棍の取り付けラッグの仕様と、棒が展開して出てくることを説明し、オーダーした。
だいぶ、早く終わった装備の強化。資金も残っているので一刻も早く返したい。
「でも、もう一個くらいさすがに遠距離装備があったほうがいいんじゃねえか?せっかくNVで、運べるんだし」
うぅぅぅ......それもそうだな、結構銃撃戦でも追いつめられたし。
ガトリング砲と言わないまでも何か用意した方がいいだろう。
まだ、ナデシコオタクの星には滞在する予定だから、考えておこう。
実は、衝撃の事実があった。何となく気づいた人もいてくれるかもしれないが、チエちゃんは小学6年生の12歳になっていた。
はじめて会ったときは、4年生の10歳だった。会ってから2年、あっとうま間に時が流れた。
「あんまり早く大人になるなよな...。」
言う人、普段の行い、性癖、ロリ確の人が夜の月を見ながら言った。
こんなに言う人によって、受け止め方が変わるセリフは史上初めてかもしれない。
実は、出会って2年のお祝いプレゼントを用意してある。
しかし、この言動をしている男のプレゼントの中身が心配だ。
その夜、トシヒコは、ナデ〇ココスプレの夜のお店に来ていた。
「まずは、プロから卒業しよっかな!!」
彼は旅行テンションと、ナデ〇ココスプレという
言葉にまけて、夜の街に来ていた。
そわそわしながら、順番を待ち、部屋に案内されたときデジャブを感じた。
ベットの上で、腕を組んでいる無のチエちゃんがいたのだ。
そして下手人は、チエちゃんの元に向かい正座するのだった。
「パル、感度3000倍」(チエちゃん)
(パル、こいつチエちゃんの俺に対する好感度を下げるために謀ったな)
「身から出た錆ですね、いいお目覚めを」(パル)
そして刑は執行された。
「ぱしーーーーーーーーん!!」
頬を叩かれたと思った瞬間に、意識はブラックアウトした。
チエちゃんは、そんなトシヒコを引きずり宿まで戻り、床に転がし、寝袋を着て、トシヒコを腕枕にして眠るのだった。
そしてパルの端末も、チエちゃんの枕元に置かれていた。
「若いってのはいいねぇ」(シゲさん)
ひとり煙草を吸いながら、煙を吐き、その後にコーヒーを啜る。
身体から、渋さがあふれ出る、壮年の漢がいた。
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