宇宙デカトシヒコ!! ゲルマクー編 5 傷ついた紺色と黒色

宇宙デカ地球駐在署には、暗い雰囲気になっていた。


宇宙デカの2人が、二人とも医療カプセルに入り、親指を加えて幼児退行していた。


一応二人がメイン戦力なので、今ゲルマクーの事件が起きたら対抗手段がないのである。


紺色は、リククウにつるされて、パレードをされたときに「小さい」コールされて、精神に深い傷を負ってしまった。

羞恥とコンプレックスを刺激されてしまった。

とどめに、ZEXでエゴサしたところ、一応モザイクはされてたが、コメントに


「おれ、この場にいたけど小さかったぞ」

「私の彼氏の1/2ぐらいしかなかった」

「あんなかわいいとんがったどんぐりがチ〇コの勃〇なのですね、はじめてみました」

「お嬢様、あんな汚いものを見ては、いけません、目が腐ってしまいます。」


現場の人たちのポストが、リポポストされて、罵詈雑言のコメントが流れていた。


次の瞬間、おれは、これ以上紺色の傷が、深くならない打つに、端末を取り上げて医療カプセルに突っ込んだ。

俺は、チエちゃんと一緒にブリッジプレイを楽しんだ後、らんらんと元気だった。

なぜなら、SSRを手に入れられたからである。


しかし、そこに、チエちゃんのトシヒコに対する好感度を下げようと暗躍する、サポーターのエリは、今回は、トシヒコのHDDから、少しガチ目の、ギリギリ18禁ではないフォルダを観せた。


それを、チエちゃんは、顔を赤くして、顔を覆った、指の隙間から、映像を見ていた。

ちょっと、エッチな深夜アニメの無修正版の映像だった。


これくらいなら大丈夫だと、安心した俺に顔を真っ赤にしたチエちゃんが、


「バカ、変態、大っ嫌い」


のプラスビンタの4連コンボをくらい、エリの狙い通り、チエちゃんのトシヒコに対する好感度は、ハート1個分下がった。

そして、立ち上がれなくなった、トシヒコも、医療カプセルに放りこまれた。


現在のうちの戦力は、リククウと、V2。

しかしv2はトシヒコしか操縦できない。

リククウとブラックローズは、海の中に、数種類の発進ドックがあるため、こちらの拠点は、バレにくい。

この設備の資金は、全部チエが出した。


というか、もう、人生三回分の資金とか、余裕で超えてない?

しかしリククウでは、細かい調査と、拠点にいる、戦闘員と、怪人の相手ができない。


どちらにしろ、二人の回復を待たないと戦えないのである。

まぁ、どっちも。チエが、医療カプセルまで追い込んだことはこの際忘れておこう。


「ところで、チエちゃん、どうしてブラックローズじゃなくて、リククウを使うの?」(エリ)

「正直、まだ乗りこなせてないの、この前、地上で試してんしたら、山に突っ込むし海に突入するし、廃墟をこなごなにしたり、宇宙に飛び出しそうになったの「パルくん」がいるからって、調子に乗るとそうなっちゃうの.....」


うーん、すごいスペックだ。


「まぁ、ブラックローズはうちの最終兵器ということで、とっておくとしましょう」(エリ)


というか、早く起きろ、宇宙デカ!!


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