宇宙デカトシヒコ!!  地球赴任編 3

誇りにまみれたジヌニーに乗り込み富士樹海地下直通ルートで宇宙艇発信基地に到着

すでに装備は積んであるので即出発であるリパルサーリフトにより大気圏離脱そこから、規模を小さくさせた縮小拡大ワープで目的の艦隊まで到達


うーん文明レベル2とはいえこの規模、戦力も地球など一瞬で蒸発させることができる程である面倒くさいのは、文明レベル2というのは、宇宙デカの存在を知らずに近い星をいじめに行く

ことが多い発展途上の文明なので、一番やりにくいのだ。

しかし初の仕事、全力でやらせてもらいましょう。


まずは忠告

「私は、宇宙デカ所属の地球担当のトシヒコだ、貴殿立ちには地球進行への

意志が見える。宇宙デカ法で、この宙域に文明レベル2以上のものは侵入できない

繰り返す.....」


どかーん

忠告中に攻撃を受けた

警告に変更

「これ以上前進を続けるならば、力づくで止めさせてもらう」

ついでに本部への救援要請を発信してから、だが。

救援到着までは、2、3か月かかる

ぶっちゃけ、移動だけなら1日でつくが

救援要請が必要かないかを、判断する偉い人の会議で、残りの

2、3か月はかかる。特に、地球の優先度は、低い

それでも一応、宇宙デカの規律上救援は出さなければいけない。

だから最低2,3か月持たせるのがこの任務の戦略的目標でもある。


あとは、相手を、戦闘不能にして拘束すること。覚悟が決まったところで


戦闘開始

敵艦隊からは、数千機に及ぶ戦闘UFOが飛び出していた。

我が小型艇、そういえば名前を名前を付けていなかった。

「うーん、そうだ、このマシンの名前は「V1」だ!」

正直マシンに名前を付けるのは、好きだが、あんまり意味を持たせるのは苦手だ。ギリシャ神話の神々の名前でも付けられたら。悶絶する。


v1は、太陽エネルギーがエネルギー源だが、、貯蔵されるバッテリーの容量がとんでもないことになっているので、たかが1戦闘でエネルギー切れの問題はない。しかし、武装は、前側「一対レールガン、機体の上側に、回転砲塔になっているレールガンが一門。すべて実体弾である。弾丸は、周囲の物質をナノマシンで弾丸作り出している。1000発貯蔵しているが、この規模の戦闘だとあっという間に空っぽになる、あとは敵の残骸をナノマシンで弾丸にかえながらなんとか戦闘時間を延ばしている、後地味の推進力が欠陥を解決したミノフスキードライブを積んでいるしかし、こんな機体は普通の凡人が操作できるわけもなくさっきから敵機と衝突事故を起こしまくっている。


「すでに戦闘を開始してして1ヵ月経過、まけることはない、しかし、少しずつ地球に近づいている。2光年まで近づけたら、宇宙デカ本星よびだされ、また50年の研修が始まるかもしれない。そうれだけは.......いやだ」


そしておれは覚悟をきめた、これまで戦闘で母艦は特定してある。手に余るミノフスキードライブと、頑丈がとりえの機体やるしかない。

「うおおぉぉぉぉ!!!!」

母艦に特攻、一部の壁をぶち抜いた。機体の周りをワイヤーで壁に固定。

ハッチからトシヒコは飛び出し、敵の戦艦に侵入した。

「司令官らしき人物を拘束して、戦闘を終わらせる作戦の開始だ!!」

武器は、棍、棒、短い棒、ハンドガン。ハンドガンは、バッテリー式ではなく、小型の核融合炉が内蔵されている太陽エネルギーのバッテリーは、バッテリーの小型化がまだ実用されていない。あと、砲身が上下に2本あり、上にレールガン、下に敵を無力化させる優しいスタンガンを発射するスリットがある(1対の電極を発射し感電させた後は切り離し、新しい電極はナノマシンにより作り出される)。敵を無力化させるか死亡させる限界の見極めをコンピューターがやってくれる(成功率99%)。


レールガンは、v1と同じシステム、弾丸の貯蔵量は30発、リロードに3分かかる。

一応、弾切れになる前もリロード作業は続いているが、あっというに供給は追いつかなくなり、もうすでにレールガンはずっと弾切れ状態が続いている。優しいスタンガンには弾切れはない。しかし結局、1日もすれば当たった人は起きてくるので長期戦には向かない銃である。


障害物を盾に隠れて、銃撃戦を繰り返していたが、メタルプレートの部分は

半分以上砕け散っていた(ダメージは無いけど)。そろそろ銃撃戦を始めて3日になり、敵も疲弊している。今がチャンスかもしれない。


「おれはこの瞬間を待っていたんだー!!」

バックバックが展開し4本の棒が出てきた、ハンドガンはその下にあるバッグ中に

しまう。棍は地味に4本ボルト式で式で、素早く4本結合させて、軸を固定し、隙間をナノマシンで埋めて、完璧なものになる。

「棍、昔読んだカンフーマンガで、憧れた武器だ」

とりあえず、敵に突撃して


「捻糸棍!!」


直線状の敵が一層された。

周りの連中がひるまずに武器をもった襲ってきたが


「舞花棍!!」


で弾き飛ばしながら、指令室へと続く道と思われる方向へ向かう。ていうか、艦内地図が割といたるところに貼ってある。まぁここまで、巨体な船内なら、地図くらい必要か、スパイにとっては万歳案件だろうが。


艦内の戦闘員を大分減らしたこともあり、出くわす戦闘員も減り指令室へと直行していた。これで、司令官を押さえれば終わり...そんな簡単に終わるはずもなかった。


「はっ、はっ、はっ、私は、姫を守る最強の戦士、ゲンガオゾ、ここから先は通さない!!」

「宇宙デカ法、地球から2光年から進まなければ、たとえ目的はなんであれ罪が少し軽くなります。」

「そもそも我々は宇宙デカなど知らんし、文明レベルなども知らん。ただ資源が目の前にあったから回収しようとしただけだ、罰せられる必要がどこにあるのだ。」


一部、理解できることもあるが、俺は、宇宙デカであり、地球担当だ。


「そうですか、こちらも引けない理由があります。」

「それじゃ、もう話すことはないな.....」

「戦闘開始と行きましょうか」


ゲンガオゾはみるからに、徒手空拳、身軽、スピードタイプだろう、あとは打撃力が

あるかどうかだが。試しに踏み込んできた突きを、棍で受けてみた


「なにっ!!」


棍が折れた、打撃力もあったそのままけられて、壁にめり込まされた。この広い空間で、棍が通じないとなると、手持ちの武器は全て通じない。しかも身体能力も50年鍛えた人間より上のようだ。もう切り札しか残されていない。迷ってる時間はない。


「強制プレート排除!!」


身体の余分なプレートが排除され、胸当てと、ヘッドギア風のヘルメットだけ残っていた。ナノスキンスーツもところどころ薄くなっている。ナノマシンの増殖と、供給のバランスが崩れている。いまだ環境耐性が切れるまではには、いたっていない。


「は、どんな切り札化と思えば、装備を外しただけではないか」


防御力自体は、落ちてないし邪魔な、プレートの重さが無くなったので少し動きやすくなっただけだ。しかしこれを外したことは覚悟が決まった証である。


「それじゃいくぞ」

「なに、動きが、見えない」


ゲンガオゾはトシヒコの低空タックルに目が追い付いていなかったそのまま倒されてマウント態勢をとらされるゲンガオゾには、マウントをとられてからの技術を持っていなかったらしい


「おらおらおらおらおらおらおーーーーーー」


必殺、「敵が慣れてないと思われる攻撃を思い切ってやってみる」、が決まった。ゲンガオゾの顔の形は見るからに変わり、やがて泡を吹き動かなくなった。なんか惜しい男を失ってしまった、何となく感傷にふけってしまった。


「さてそれじゃ、指令室でも行くか」


さすがに、体力も限界に来ていたので、壁に手をつきながら、指令室へ登っていく目の前に分厚い指令室の扉があった


「通背拳!!」


壁をたたき壊し、室内に入る操縦、索敵をしている、非戦闘員と明らかに女王様がいた。


「とりあえずギリギリスタンガンで全員無力化した」


あとは、女王様....司令官が残るのみ


「もう儂しか残っておらぬのか...」

「そうです、地球から後退してください」

「そうはいかない、我々にも跡がない、」

「さて、それではどうしようかな」


僕が、少し近づくと女王は、体をびくっとさせた。


「く、殺せ、どんなに私の身体をもてあそんだとしても心までは屈っせはせずぞ」


むく、少しトシヒコは前かがみになった。というかこんなテンプレ言う人居るんだ。気が付いたら女王の乳首をくりくりしていた。


「はぁぁぁん、こんなことに、まけたりしない」


さらに、数時間つづけた。


「もう何でも話すからゆうしえぇぇ」


尋問は成功だ。必要な情報は全て巻き上げ艦隊の後退を約束させた。後は、やっと到着した。応援により艦隊は、宇宙デカの救援に連れていかれた。


そして僕と言えば女王の尋問が終わったあと、自分の生徒たちのサポートで宇宙中を飛び回っている、ミドリ先生がやってきた、サポートといいつつ研究対象でもあるらしい。


「大丈夫トシヒコくん?」

「先生、ギリギリ大丈夫でした。」


しかしすぐにミドリ先生は僕が異様に前かがみになっていることに気が付き、ずんずんと近づいてきて吊し上げられた。そこには、男たちは目を背け、女性はクスクス状況だった。そして僕はもじもじしながら泣いていた。


僕が医療カプセルから起きたのはそれから3か月たってからだった。初出撃から、つまり6ヵ月経っていた。駐在署を6ヵ月も開けてしまった。


「ちーす姉御、今日も特に何もありませんでした」

「OK。明日は堕天使のラファエルか、引継ぎよろしく」

「イエスマム」


なんか、ヤンキーぽい人たちが、エリに使いっぱなしにされていた。いつのまにか彼女は、このあたり一帯を占めるそういう人たちのボスとなっていた。なんでも、これも地域一帯の治安の向上と、彼らの更生にもつながっていくらしい。


「おはよう、エリ、僕が留守中に何か変わったことあった?」

「とりあえず駐在署やその付近は、舎弟に守らせていました。そのほかおねえちゃんと、チエちゃんなどの重要人物は、傭兵を雇い守ららせていたわ。」

「そうか、特に問題なかったならよかった。6か月も留守にして悪かった、ありがとう。それとは関係ないが、おねえちゃんと、チエちゃんの護衛はもう少し人員を増やしても良かったんじゃないか?知り合いだし」

「ろにーさんは心配性ですね、一応不在だった理由としては、寮付の自動車製造の期間工をしていたということにしています」


「アリバイとしては完璧だね、ありがとう。でも、もうしばらくは、出撃は勘弁してほしいね」


平和が一番


「この前の地球へ略奪が目的で進行した勢力は初めてだったそうです。艦隊規模からみても、駐在員ひとりでどうにかなる規模でもありませんでした。正直言って

勲章ものでしたが、敵捕虜への尋問はエロイことをしてはいけないという規定にひっかかり、うやむやになってしまいましたね」


「あそこでミドリ先生さへこなければ、うぅ。あんな死んだ方がましな羞恥に合わずに済んだのに」


エリはあきれていた。この程度の事で、男は勲章を逃してしまうのかと。あしたから、ちと観察してみようと思うエリであった。


久しぶりにチエちゃんが遊びに来た


「あれ、チエちゃん大きくなった?おかしいな亜光速戦闘はしていないはずなんだけど?」

「なんかわけのわからないこと言ってるけど半年もありゃ5cmぐらい大きくなるわよ」

「成長期だしそんなもんか」

「それにしても、なによ、急に半年も連絡もしないでいなくなるなんて別にあんたなんかどうでもいいけど、ちょ、ちょ、.....ちょっと寂しかったんだからね!!」


はいツンデレいただきましたーー!令和のこの時代にこんな化石が残っていたなんて心の中では泣いていた。しかし彼女の今後の未来のため心を鬼にしなければならないのだリアルで、ツンデレはきつい!(美少女は除く、よってチエちゃんも除かれるが)常識としてここは、大人が教えねばなるまい」


「あ、そうだ、新しいゲーム買ったんだ、あそぼー」


と、チエちゃん。そう、俺は、ろにーさん、子供の教育どころか、女性経験も、友達さえほとんどいないのだ。むしろチエちゃんには、対人恐怖症を直してもらった過去がある。人にどうこう言える人間ではないのである。今日も嫌われないために、全力を尽くすのだ。


「OKチエちゃん、ろにーさんは、例えゲームパッドが壊れようとも、速攻Amazon

きめるからね、ついてこられるかな?」

「ふ、だれに行ってるの?星空小学校で最もプロゲーマーに近いと言われるこの私に

ついてこれるかですって?ワンパンできめてやんよ、罰ゲームは、20㎞先にある

マックからビッグマックたらふく買って来ることよ、私が負けたら、目の前のローソンから、アイス買ってきてやるぜ」

「罰ゲームの裁量に傾きを感じるが、こちらには大人というアドバンテージがある、やってやれないことはないはずだ!!」


ワンパンでした。

なんか2体のロボット同士が戦う対戦ゲームでコストを削り合う内容のゲームだった

なんか、かっこいいなぁと思って選んだ、v2ガ〇ダムはコストが高かったからなのか

集中的に狙われ、なすすべもなく撃破された。

大人しく、ジヌニーにのって20kmさきのマックからたらふくビックマックを買って帰ってきた。


チエちゃんは余程疲れていたのだろう、床に寝ていた。寒そうでかわいそうだったので、体の周りを添うようにたらふく買ってきたビックマックを置いていき最後に毛布を掛けてあげた。きっとビッグマックが湯たんぽの代わりをしてくれるだろう。

下の階に降りたらおねえさんとエリがいた。


「あの子も口には出さなかったけど寂しかったんでしょうね」


思いっきり本人の口からツンデレ砲を食らいましたが


「また私が忙しいときに相手してもらえると助かるは」

「大丈夫ですよ、こいつまた無職に戻りましたから、ずっと暇ですよ」

「それはありがたいわね」


おねえさん、そこは心配するところではないかね?でも、もう僕がエリの紐になっているということはもうぬぐい切れないほどの噂になっている。宇宙デカは、いつでも出動できるように地球では無職の汚名を着続けなくてはならないのだ!!

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