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力技です。有り余る魔力を駆使して、なんとかそれっぽいものを作っていたようです。
なので、レイくんが作ったものと違って、だいぶ脆かったみたいですね。

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だいぶ無茶なバランスでしたからね……。

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最後はフィオナ様自身マップを把握しきれなくなってしまったようです。

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罠のつもりはなかったのですが、結果的に罠のような街になったようですね。
さすがはフィオナ様であらせられる。

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獣人たちの街で徐々に回復薬が自給できなくなっているように、他の種族の様々な物資を依存させられたらかなりまずい状況ですね。

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最終ダンジョンにふさわしい迷宮のように入り組んだ場所……と書けば聞こえはいいですが、パズルゲームのゲームオーバー寸前の無計画増築です。
それでも勇者たちが苦しんだのも事実ですね。

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今回はレイくんの作った施設ではなく、人が集まる場所に商売人たちも集まったという形ですね。
ダンジョンマスタースキルさんは、きっとなにかを学習中です。

儲けてガシャ引いて引きこもる生活。
案外フィオナ様の考えは最適解だったのかもしれませんね。

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フィオナ様自身、レイくんがいることでポンコツ加減が増してるというのもあるのかもしれません。
計画的に作らないと却って不便になったりしますからね。
レイくんの場合、最悪リセットできますが、フィオナ様はそうはいかないのが辛いところです。

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町もどきは勝手に人が集まった結果ですが、他の種族たちが排他的だった場合はここまでの賑わいは難しいかもしれません。
ドワーフたちも魔族の一員と聞いたら、すぐにダンジョンへの立ち入りを禁止することでしょう。