第4話 ゴーレム

「ッラァー!!」

 俺はゴーレムへと走り、左腕を全力で殴る。

「グゥーー!オォーー!!」

 もう一発と思ったがゴーレムも殴って来たから避け、態勢を崩す。この力程度の力なら余裕かも。

 そう思ったのもつかの間ゴーレムが飛び込んで来た。

「は?」

 10メートルはあるあの体に押し潰されれば一撃で死に至るかもしれない。

 俺は全力疾走で避ける。

「やってくれたな!」

 倒れたゴーレムの背に殴って蹴る。

「グオオォォォォーーーー!!!」

 ゴーレムの背中にヒビが入る。

 このまま起き上がる前にヒビを攻撃する。

「ゴガァァァァーーーーーー!!!!!!」

 起き上がったゴーレムは怒った様で殴って来た、最初よりも遥かに強い一撃だ。

 全力で後ろに飛んで衝撃を和らげる。

「グッ!」

 しかしそれでも衝撃が凄まじく、かなり吹っ飛ばされる。


『やあ( *・ω・)ノ』

「馬鹿アホゴミカスクソ神!何のようだ!」

『カッチ~ン!会って早速それは流石に頭にきちゃったよ!少し勿体ないけど君のようなヤツは死んだ方がいいよね。』

「は?」

『君の戦っているゴーレムを強化しておく、自分の言動を悔い改めろ。』

「は?」

 神は今までのふざけた言動ではなく、冷徹に言いはなった。

 急いでゴーレムのもとへ行くとゴーレムは鉄製になっていた。

「オイオイオイオイオイオイ!、あのキレしょうめー!!」

 石でも苦戦していたのに鉄は無理だって。

「僕は逃げる!」

 逃げようとしたがゴーレムが投石してきて逃げられない。

「クソッ!」


 大体何故こんな目に会わなくちゃいけないんだ?


「グッ!?」

 俺は投石に当たって倒れろ。




 ああそうかあの神のせいか。


         プツン。


 その時俺のなかで何かが切れる音がした。



 アイツのせいかアイツのせいかアイツのせいかアイツのせいかアイツのせいかアイツのせいかアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカアイツノセイカ!!!!!!!!!!!!!!!!!


段々と理性が失われて行くのが分かる。




 ユルサナイ ゼッタイニ


 


 俺はゴーレムへと駆け出す。ゴーレムは踏み潰そうとするが当たらず、むしろその足を使い駆け登っていく。掴もうとして腕をのばしてきたが、その腕をもぎ取り叩きつける。


「ガグッ!!」


 ゴーレムは倒れた。ゴーレムの頭を潰し念のため体もぐちゃぐちゃにしておく。


 体をぐちゃぐちゃにしたら身体能力が大幅に向上した。



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失踪はしてません。暫く投稿出来なくなります、すいません

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