Ep-7 知らない記憶
※話を跨いだためもう一度乗せます。
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リゲロン(Lv3) 17歳
種族 : 人族 筋力・・・2
職業 : 混技戦士 器用・・・1 グ
□ スキル 反応・・・1 ラ
□ 状態異常 魔力・・・1 フ
MP ・・・44/55 魔防・・・2
タイプ・・・接近格闘 知力・・・1
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もういいや「
「リゲロン……よく聞いとけよ……
ステータステーブルにあるスキルという項目の中には魔法、技、スキルが記される。
魔法とは魔力を別の物質へ変える術のこと
技とは体術や弓術、魔投術等の応用のこと
スキルとは特殊な能力、いわば魔法と技以外のこと
そしてスキル等の名称の後ろにつく数字をランクといいそれに対する理解度でもあり強さでもある……だからお前も早く強くなれるといいな!ハハ!!」
……これは……何かの授業?……何故急に思い出したかはわからない。さっきⅡについて考えたから?でもこれが過去の記憶であり昔の僕が耳で聞いたものであるのは間違いないと思う。僕が最低限のことを知ってたりするのって多分昔体験したから何だよね……僕は少し状況を整理することにした。僕は自分の記憶がない……でも他の常識的な記憶は覚えている……この2つは間接的に同じ記憶だ。昔の僕が聞いたりしなければ常識もわからない。「僕」が聞いた常識の記憶……なら僕自身が関係した記憶とも言える。つまりたくさんのことを知ればそこからきっかけになって僕の記憶の手がかりにもなる!そういえば昨日の戦闘時、ディパイロの紫薬族第四魔法により受けた三種の毒「アガラバ神経毒」「セタサミ神経毒」「テラテヌ麻痺毒」。これらがそこらにたくさん咲いてあるって真っ先に僕は思った。昔の僕が咲いてるのを見たことあるということは僕はこの三種の花が咲いているところにいたってことだよね。よし!新しい目標……
「アガラパ…セタサミ…テラテヌの三種が咲いた土地を探すこと!」
僕は自分を思い出したい。あいつを懲らしめる目標もあるけど最優先は自分の記憶だ。目標ができて満足感に浸っている内に夜になっていた。だいぶ脱線しちゃったね。まぁいいや!目標ができればそのため即行動だ。いつの間にか身体が動くようになっていた……気になったのてスキル欄を見てみたら「
「グゥッ!」
ブチッ
右肩と腹で計3本の針を抜いた。また刺されたような鋭い痛みを感じるが完全に治って体の一部となる前には抜いておきたい。「失血耐性★」と「自己回復★」の可能性にかけることにした。腹の針は内蔵も指していて特段痛いが我慢するしかない。とりあえず葉っぱで傷口を覆い隠して少しでも血の出口を防がなければ。少しでも寝て早く治すため悶絶しながらも意地で寝た。
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