第6話 [ 千 葉 ] 手児奈霊堂 (+里見龍神など)

 京成電鉄・市川真間駅から、手児奈てこな霊神堂れいじんどうまで歩いた。


 駅の改札を出たところに、手児奈霊堂 北口 出口 ⇛ みたいな道案内が書いてあったので、手児奈霊堂は観光地なのだろうが、駅の外に案内地図も見当たらず、行く途中にあった道標からも抜け落ちていて、歩く観光客に対しては不親切な所だ。




 小雨の中、傘をさして細い道を歩く。時々立ち止まり、スマホの地図を確認してたどり着いた。


 手児奈霊堂の


 手児奈の物語は、美人ゆえ多くの男性から求婚され、しかも自分のために人びとの争うのを見て、人の心を騒がせてはならぬと真間の入江に身を沈めたとか諸説あるようです。



 美人が複数の男性に求婚されて心を痛めて自殺する昔話は、ここと兵庫県と埼玉県の話くらいしか知らない。他にもありそうだけどね。




 手児奈霊堂には、安産・子育てにご利益があるとして「手児奈霊神」がお祀りされています。複数の赤い幟旗と2つの白い幟旗があり、近くまで来ると良い目印になっている。




 賽銭箱の近くに案内板があって


 お参りの際は、「柏手」は打たず、合掌されて

「南無妙法蓮華経」の御題目をお唱え下さい。


 と書いてあった。



 可愛い絵柄の絵馬が奉納されていて、おみくじも結んである。


 手児奈霊堂のすぐ隣に、眞間稲荷神社がある。


 両方お参りした。



 歩いてすぐの、真間山ままさん 弘法寺ぐほうじの石段をのぼった。


 立派な桜の木があったが、梅雨の時期なので咲いているはずもなく。


 里見龍神にお参りした。




 市川真間駅へ戻り。

 電車に乗って、京成八幡駅へ。


 京成八幡駅から、下総国総鎮守 葛飾八幡宮 まで歩いた。お参りをして、おみくじを引いた。大吉だった。


 おみくじには


 何事も末の見込みがある

 改めかえて良い運です

 意志強く驕り高ぶる事なく信心すれば

 龍が風や雲を得て天に登るように出世します

 辛抱が第一です


 みたいな事が書いてあった。

 大吉は嬉しい。



 源頼朝公が、葛飾八幡宮を参拝し戦勝と武運長久を祈願した折、源頼朝公の馬が前脚を石に掛け、蹄の跡を残した『駒どめの石』というのがあった。


 葛飾八幡宮の御社宝らしい、藪に入ったら出てこれなくなると噂の『八幡の藪知らず』の前まで行った。竹藪にしか見えない場所の、道沿いに小さな鳥居のある不知森神社。鳥居の左手、すこし離れた場所に案内板がある。

 案内板には、水戸黄門(徳川光圀)が藪に入り神の怒りにふれたという話が、後に錦絵になって広まった。とか色々かいてあった。



 京成八幡駅から電車で上野へ向う。


 上野の不忍池の蓮が咲いているかな?

 と見に行ったが、蕾が少し出ているだけだった。


 御徒町駅の方まで歩いた。

 少し疲れたので帰ることにした。





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気ままに旅散歩♪(2) 🍙広袖むつ @hirosode6

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