秋子
遠野 歩
秋子
秋に生まれ
秋に育てられ
人に嫌われ、
心を捨てた
秋を恨み
命をけがし
絶望の土に己を埋める
枯葉の海に私は一人
人に溺れ 社会に沈み
見つめた先は母への憎悪
長い年月
洞窟の中に私は一人
救ったのは
あの時の愛の光
そして
私は
秋に
帰る。
秋子 遠野 歩 @tohno1980
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます